二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

Re: ☆いろいろ小説集☆【ONEPIECE書き中】 ( No.7 )
日時: 2011/11/25 10:27
名前: 雪姫 (ID: lSjkm3fN)

03





そして、ナミのキューピット作戦が始ま・・・・らなかった。まずは、ライナに脈アリかナシかを調べることにした。なぜなら、脈が何者に脈を立たせるのは一苦労だからだ。だから、もしも脈が無いようだったらルフィには諦めてもらうことになる・・・・。

ナミ「ライナァ〜、ちょっといい〜?話があるんだけど〜!」
ライナ「? あ、はい!今行きま〜す!!」
まずさり気無く話があるからと、ライナをミカンの木の所まで来させる。ここは、普段ナミ意外に誰も来ないからだ。
ライナ「ヨッ!はい、来ましたけど話ってなんですか?」
キョトンとした表情でライナは言う。可愛い〜(>_<)このライナの顔めっゃちゃ可愛い!!と心の中で思いつつも、冷静に振る舞い本題を切り出す。
ナミ「あ、あのねルフィのことなんだけど・・・・」
ライナ「それは、絶対あり得ませんから!」
ナミ「えっ?」
まだ全部言っていないのに否定された・・・・。ライナは、ホホをふぐのように膨らませている。

ライナ「ナミさんの考えていることは、みえみえですよ!私とルフィをくっ付けたいんでしょ!!」
ライナは頬を膨らませたまま言う。そして、ナミは下をぺロッと出して右手を頭の方に持って来て・・・・・
ナミ「あ、ばれたぁ〜?!ごめ〜ん、テヘッ☆」
ライナ「テヘッじゃ、無いですよまったく・・・・・・」
少しだけ、ライナの表情がほぐれた!これは、ナミの作戦勝ち?
ナミ「あっははは♪ ねぇ、本当にルフィはナイの?」
笑いながらも、本来の目的の内容を聞くナミ。ライナは、少し下を向いて黙る・・・・・そして・・・
ライナ「ルフィには、私よりもふさわしい人が沢山いますよ。ハンコックとも仲がいいみたいだし!」
また、ホホを膨らませてそっぽを向く。

ナミ「ふぅ〜ん・・・♪」
何故か、ナミが勝ち誇ったかのような顔をする。ナミがそんな顔をするのでライナも気にって来てナミに聞いてみた。
ライナ「なっ、なんでそんな勝ち誇ったような顔をしてるんですか?!」
ナミ「なんでって・・・・・♪」
楽しそうに間を開けてくる・・・・。
ナミ「それって、ライナが嫉妬してるってことだよねぇ〜♪」
とナミが言った途端、ライナの顔がみるみる真っ赤に///
ライナ「なっ?! そ、そんなこと、あるわけ無いじゃないですかっ///」
ナミ「どうかしら?」
意地悪っぽくナミが言う。ライナも、そんな風に言われたらひきたくても引けずに、前へ前へいってしまう・・・・。

ライナ「うう///」
ナミ「自分の気持ちに少しは素直になったら?ライナ?私は、あんたとルフィお似合いだと思うけど?」
顔を真っ赤にしているライナにナミは優しくこう言いかける。
ライナ「・・・・・・・↓」
しばらく下を向いて黙り込んでいたライナだったが、数分後には小声で
ライナ「・・・・・考えておきます・・・・・・。」
と言った。これは、ルフィの事が好きだと言うことを認めるとも無理やり取れる発言だァ!!!そして、ナミが行う恋のキューピット作戦はこれにて終了した・・・・・。ほとんど、何もやっていないような気をするのは俺だけだろうかと、陰で見ていたゾロがひそかに心の中で思っていた・・・・・・。


            ——次回、運命の結末!! 果たしてルフィの恋心は実るのだろうか?!!——