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(え...血ってことは...まさか！？)

「ごめんなさいごめんなさい！私の不注意で！前方不注意ですすいませ

ん！これからは右左右見て横断しますああそれより腕の怪我...救急車呼

ばないと！あれ１１０だっけ１１９だっけ分からな...」



「面白いね、君」



凛、とした声。その言葉が聞こえた方向には、さっきの悪魔さん。

私に向かってナイフを投げた張本人。

「面白いって.....

人に怪我させといて、なんでそんなに楽しそうなんですか！」

あくまでも強気だった咲だが、内心あせっていた。

すると、そんな咲に気付いたのか、金髪の青年が

口を開いた。

「心配すんな。俺がなんとか...してやるから」

格好良い...。格好良すぎるよ金髪さん！でも...

「怪我してるじゃないですか！

それに...貴方が危ない事をしてるのは見たくないです」

私の声が不思議なほど、凛、と響いた。

自分の言った言葉に、耳を疑った。

（え...私すごい変なこと言った...？）

金髪さんは、もう一度力強く言った。

「心配すん「グッバイシズちゃん実は俺、これから仕事だから

シズちゃんにばっかり構っていられないんだよねｗまあそういう甘甘な

空気が嫌いっていうのもあるんだけどｗ」

そう言いながら走り去る悪魔さんは遥か彼方。

どう考えても２００メートル以上先なのでした。








ついにはじまる第一次キャラ崩壊←
でも直す気はありません。てか直せるような
技術がありません←