二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
- Re: NARUTO〜火影になるために〜 ( No.36 )
- 日時: 2012/08/09 18:03
- 名前: カノン (ID: onX1rF7w)
第3話「宿敵!?サスケとサクラ(前編)」
「おい、起きろ!」(九尾)
九尾の声で目が覚める。
朝ご飯は、いつも自分で作っている。
朝ご飯の片付けをし終わると九尾が額宛を銜えて持ってきた。
ありがとう、と言いながら額宛を髪の毛に結ぶ。
「・・・そろそろ、時間だぞ。」(九尾)
「うん。」(ナルト)
戸締りをして歩き始める。
「勝負だコレ!」(木ノ葉丸)
後ろから木ノ葉丸が走ってくる。が、マフラーを踏んでこけて
しまった。
「何やってんの?木ノ葉丸。」(ナルト)
「しょ、勝負だコレ・・・・」(木ノ葉丸)
むくりと起き上がると痛いのを我慢して言う。
「ごめん、今から私説明会があるから。じゃあね。」(ナルト)
〜サクラの家〜
「♪♪♪」(サクラ)
サクラは、鼻歌を歌いながら鏡の前で額宛を結んでいた。
「サクラ〜?早く出かけなくていいの〜?」
下からお母さんが声を上げてサクラを呼ぶ。
サクラはそれにカチンときた。
「今行こうと思っていたの!(しゃんなろー!いつまでも子供
あつかいしてんじゃないわよ)」(サクラ)
ぶちぶち文句を言いながら外に出る。
「(そう、もう私はアカデミーの生徒じゃない。木の葉のくノ一、
春野サクラよ。)」(サクラ)
そう思っているといのが家から出てくる。
「行ってきまーす。・・・?おはよう、サクラ。」(いの)
サクラを見つけるとわざとらしく言った。
それを聞くとサクラもわざとらしく言う。
「おはよう、いの。」(サクラ)
二人とも並んで歩き出すといのは、またわざとらしく言う。
「まさか、あんたが卒業できるなんてねー。」(いの)
「昔のことは関係ないわ。今日からお互い一人前の忍者。もう、
いのには負けない。」(サクラ)
そうやって、言い合いをしているうちに競争になっていく。
結局、教室まで二人とも走っていった。
「「ゴーーーーーーール!!!」」(サクラ・いの)
「はぁはぁ、また私の勝ちね、サクラ。」(いの)
「何言ってるのよ!私の足の先があんたより一cm早く入ったで
しょ!?」(サクラ)
言い合いをしている二人の横を本を読みながらナルトが通り
過ぎる。本を読んでいるため、無意識にサスケの横に座って
しまった。
それを見たサクラがナルトのところに走ってきた。
「ナルト、そこ譲ってくれない?」(サクラ)
「・・・ん?いいよ。」(ナルト)
ナルトは席を立ち、別の席へ移動する。
「サスケ君、隣、座っていい?」(サクラ)
サクラは聞くが、ほかの女の子が黙ってないわけで。
「ちょっとサクラ!サスケ君の隣は私よ!?」(いの)
「私よ」
「だったら私よ」
ナルトを除く女の子たちは言い合いはじめる。
「(うぜぇ)」(サスケ)
サスケは席を立つとナルトの横に座った。
サスケが隣に座ったことにナルトは本を読んでいたため気づかな
かった。