二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
- Re: D.gray-man -日と月- ( No.28 )
- 日時: 2012/02/12 14:23
- 名前: 由羅 (ID: j24nS2D/)
第10夜 -呼吸-
アレンsaid
ア「うっ・・・」
卦「起きんならさっさと起きろよ・・・」
ア「!?」
目の前には、岩を持ち上げている、傷だらけの卦尹がいる
ア「卦尹!?どうして・・・その傷!AKUMAに?!」
卦「なわけないだろ 早く出ろバカ」
ボクは・・・・どれだけ眠っていたんだ?
ア「!由尹まで?!何があったんですか!?」
卦「・・・言うとでも思ってんのかもやし 早く行くぞ」
ア「アレンです!待ってくださいよ!!」
・・・あれ?
卦「・・・」
?今・・・ペンタクルが見えたような・・・
ビュン ビュン
ア「卦尹!」
卦「何」
ア「傷口が広がってるじゃないですか!少し休みましょう!」
卦「お前だけ休んどけ 腐らない程度に」
ア「え?」
卦「もやしは腐るのが早いからな」
ア「・・・行きます」
卦尹って本当に・・由尹の前にいる性格と違うなあ
卦「トマ!」
ア「え?」
アレンの瞳に映るのは、偽アレン
左眼が反応しない・・・・AKUMAじゃない??
卦「もやしの皮を被せられたトマ。・・・なんて無様な」
ア「今何かいいました!?」
卦「もやしは耳もねーのか」
ア「・・・」
由尹・・・早く起きてくださいよ・・|||
神「災厄招来 界蟲一幻!」
卦・ア「!」
確かに・・・神田の声が!
ア「イノセンス発動!」
神「!?」
ギリギリセーフ・・・ですかね
アレンがAKMAをかばう。
ア「君は・・・!」
神「新入り!どういうつもりだ!!」
卦「うるせーな!由尹起きんだろうか!!」
神「テメェ・・・なんでAKUMAをかばいやがった!」
ア「神田・・・ボクの左眼に、AKUMAを見分けられる力を持っているのは知っているでしょう」
卦「トマ。呼吸的にトマだろ」
?呼吸的に??
アレンが、皮を破る。
ア「!!トマ!」
神「何!?」
ア「そっちのトマがAKUMAだ!神田!!」
L2「死ねええええ!」
AKUMAが神田の首を掴む
六幻も飛ばされて、ピンチ
ア「か・・・神田?」
卦「立ちすくんでないで行くぞ」
神「俺は・・・あの人を・見つけるまで・・・・」
卦・ア「神田!」
ア「あああああああああああ!」
アレンの威力が、今までの何倍より強い
卦「ピューウゥ」
ア「神田!・・・まだ生きてる」
卦「今じゃ戦力不足だから一旦引くぞ」
ア「分かってますよ」
卦「・・・(トマの奴重いいいいいいい!!)」
ト「卦尹殿ウォーカー殿・・・私は置いていってください・・・」
ア「平気ですよ〜」
このままじゃ・・・逃げ切れない。どこか隠れる場所を—
卦「・・・」
ア「卦尹?」
急に卦尹が立ち止まる
卦「呼吸・・・人形・・人間・・・♂と♀の・・・マテールの亡霊のだ」
ア「!?」
やっぱり・・・さっきから卦尹は呼吸呼吸って・・・
一体・・・卦尹って・・