二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

Re: D.gray-man -日と月- ( No.36 )
日時: 2012/02/16 17:14
名前: 快李 (ID: LV1xpENB)

        第17夜 -食欲-


卦尹said

   グウゥゥウ〜
あ〜・・・腹減った〜・・・・・・

     ガタ

卦「誰?」

 リナリーとアレンが目の前にいた

卦「何?」
ア「もうパーティー終わっちゃいますよ?」
リ「せっかくジェリーが作ったのよ?食べましょ?」
卦「・・・」

その時、返事を返すのに少し遅くなった

由「あっアレン!リナリー!こんなとこにいたの?」
リ「由尹!由尹からも何か言って?」
由「ぇ?」

・・・少し怖い顔したかな?

ア「卦尹がパーティーに参加しようとしないんです」
由「・・・お兄ちゃん!ご飯は気にしないで楽しもうよ!」
卦「・・・」

ああ
ダメだ
なんで黙るんだ
さっきの
由尹の笑顔が
俺のせいでまた消えた

リ「卦尹?何か嫌いな食べ物でもあったの?」

 ギュルルルル
  卦尹のお腹が鳴る

ア「ほら。お腹すいてるんじゃないで—」
卦「減ってないよ。気のせい気のせい」
由「・・お兄ちゃん。アレン達に言ったの。傷の—」
卦「聞いてたよ 地獄耳って言ったでしょ」
由「・・・ゴメンなさい」

・・・
やっぱり
アレン達に由尹を任せるべきだ

卦「とにかく食欲ないから。ジェリーにもヨロシク伝えといて」
ア「・・・分かりました。ちゃんと食べないとダメですよ?」
卦「わかってる」

 そんな簡単な会話が終わる頃には、もう日が登っていた

コ「多分ね〜・・・あると思うんだよね〜・・・イノセンスゥ・・・」
ア・リ・由「・・・;」
コ「と言っても多分だからね〜・・・期待しないでね〜・・・」
ア「わかりましたよ。多分は」
コ「何て言うかさ〜・・・巻き戻ってる街があるんだよね〜・・・」
ア「巻きもどる・・・?」
リ・由「?」

 ガタガタガタガタ   バタン!

ア「!卦尹!?」
卦「・・・」

バカコムイ!あれ程昨日言ったじゃねーの!

コ「詳しくは資料を見てね。少し卦尹くんと話すから、外してくれるかな」

 は〜い
      バタン

卦「・・・コムイ。あれほど言ったよな?」
コ「いいじゃない一日くらい。」
卦「・・・(怒」
コ「ちなみにだけど・・・由尹ちゃん達には、卦尹くんがいる事言ってないから」

ウインクしながら言ってきた。なら安心・・・

卦「なわけねーだろ!!」

ギャアアア



ムクゥウ
ア「・・・由尹?頬が膨らんでますよ?!」
由「お兄ちゃんがいないんだもん」
リ「そうね・・・それは少し寂しいわねw」
由「ムスッ あ!トマ!」
ト「お待ちしてました」
ア「やはり街には入れないんですか?」

 トマが街の門に入るように手を入れると、電流?が走る

ト「この通りですので、本部に報告したとおりの情報しか得ていないのです」
ア「ボク達が入れるかどうか・・」
リ「ま やってみるしかないでしょう」
由「何事も形からってね!!」
ト「お気を付けて!」

・・・尾行って
犯罪じゃないよね?
まぁ・・・
巻き戻しの街なんだから
バレたって一日で忘れるだろ