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二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
- Re: ワンピ×ダン戦-交わる三本の線 ( No.102 )
- 日時: 2012/06/29 18:31
- 名前: 勇騎那 (ID: sf8nzsVh)
『おれの財宝か?欲しけりゃくれてやる。探せ!!この世のすべてを底においてきた!!』
ロジャーが死に際に放った一言は、人々を海へと駆り立て、世は大海賊時代を迎えた。
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ロジャーの処刑後は、シャンクスを船長としてアマンダは再び海賊として生きることを決めた。
赤髪海賊団の船員、それが己自身を強くするとはアマンダも、誰も知らないことだった。
「シャンクス!!」
アマンダは船長室にずかずかと入り込んだ。
「こんな時間に何だ!!」
夜中に無断で入ってきたアマンダにシャンクスは怒った。
アマンダも怒りが抑えられないようで、2人の覇王色の覇気で部屋がびりびりと壁がはげていた。
「聞いてよ!!あたしの好きな人のことなんだけど、全然告白してこないの!!」
「知るかボケ!!」
こんな夜更けに何事かと思えばそんなことかと思う人もいるだろう。
だが、シャンクスにとっては覇王色の覇気で倒されたような衝撃だった。
アマンダに自分の心情を悟られないために憎まれ口をたたいた。
「あたしはそいつのことが好きで、あいつもあたしのことが好きなの。あ〜!!早く恋人同士になりたい!!」
「愛されてんだな」
「ええそうよ。あたしはあいつに愛されてるし、あいつはあたしに愛されてる」
「おれの……恋人になるか?」
「あたしより先に死なないならいいよ」
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