二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

Re: 黒子のバスケ〜天才少女〜 ( No.15 )
日時: 2012/06/12 17:49
名前: ハルはる (ID: WXTMozUA)


第4Q 『呼び名』

「う〜ん・・・」

「おはようございます。白崎さんそんなに唸って・・・どうしたんですか?」

「ぅわっ!くっ黒子君かぁ、おはよ。いきなり出てこないで心臓に悪いから。」

「白崎さんの隣にさっきからいましたけど・・・。それで、どうしたんですか?」

この中学に来てから1日が経った。ある程度のことは分かって、部活にも慣れた。
黒子君の影の薄さには慣れないけど。

そんなことより、今あたしはあることで悩んでいる。

「ぃや・・・、紫原君とか名前長いし呼びずらいじゃん?名前で呼ぼうにも赤司君の征十郎ってまた長いし・・・
名前呼びの人と苗字呼びの人がいるのってなんか嫌だし・・・」

「・・・余り意識したことないです。確かに紫原君は長いです」

「でしょ〜?どうし「杏奈っち!おはようッス」

・・・あぁめんどくさい奴が来たなぁ。
昨日のでこりないのかこの人は・・・?

「黄瀬君・・・おはよう」

「なんでウンザリって顔してるんスか・・・、酷いっスよぉ」

「う〜ざ〜い〜っ。黒子君パス」

「僕にパスするのはボールだけで結構です」

「ヒドッ」

「黒子君、黄瀬君は無視して話を進めよう」

「杏奈っちぃ〜」

「もう・・・仕方ない黄瀬君も話に入れてあげるよ。仕方ないから。」

「今仕方ない2回言ったスよね?」

「で、どうしようか。」

「何がッスか?そして無視っスか」

「皆の呼び方だよ。苗字、名前ともに長い人がいるからどうしようかって」


「・・・杏奈っち、いい案があるっス。耳貸してください」

まぁ、期待はしてないけど一応聞いておこうと、黄瀬君の案を聞いた。
・・・黄瀬君、それはあたしに死ねと言ってるのか?間違いなく赤司君に殺されるよ・・・

「大丈夫っスよ、俺を信じて下さいっス」

「・・・・」

まぁ、面白いからやってみようか。
赤司君のことは黄瀬君に押し付ければいいし?

「その呼び方にしてみる・・・か。」