外に出たのも久しぶりて……まさか引きこもり?そう言われて見れば確かに、肌は白いしやたらひょろいし……有り得なくはないかも。私がじっと見つめていれば、ふとシンタローさんと目があった。あ、ヤバい。エネちゃんの言葉鵜呑みにしたのバレたかな。そう思いつつ私は、アハハ、と乾いた笑いでその視線を交わした。「あ、シンタローさん!ほら、ありましたよキーボードとマウス!いっぱいありますけど、どれに———」私はそこで感じとる。得体の知れない“違和感”を。