二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
- Re: しゅごキャラ!※コメント募集中です※ ( No.3 )
- 日時: 2012/08/08 15:37
- 名前: ARISA ◆05Q6suVuis (ID: I.8LRP4y)
○Prologue
「ねぇ、ここなの?こんなところに『JOKER』がいるって言うの?」
真夜中。
ある建物の前に大きな影が二つ。
一人は髪をツインテールに縛っている女の子。
背丈は小学生としたら大きい方で、普通3次元だったらありえないだろうという赤い髪の毛をしている。
右手にはおしゃれな時計をしており、なんだか派手な水色の服を着ている。
こんな夜に短いスカートを履き、袖なしの黒いロングコートを羽織っている。
もう一人は黒髪をした青年。
背丈は少女よりも十数センチ大きく、髪は少しくせっ毛だ。
服は長袖のパーカーを着て、そのしたに半袖のTシャツと着ている。
下はジーパンで、動きやすいよう、スニーカーを履いている。
こんな時間に何をやっているのか、と思うだろうが、この二人はそんなこと関係無かった。
ただ、この建物を視察に来ただけだからだ。
人通りの多いところで、よく警察の巡回しているのだが、今はいない。
いや、後ろにいるのだが、「動かない」のだ。
何故動かないのか、と思うすべもない警察は、ただこの少女たちを見てることしか出来なかった。
「あぁ、ここにいるよ。『JOKER』。俺が時々視察に行くからな」
男がそう言うと、少女は「そう」と言い、歩き出す。
「おい、もう行くのか?」
男がそう尋ねると、少女は「ええ」と答え、
「視察はもう終わり。明日どうせ私が行くんだから」
と言い、続けて
「早くこないとその警察に捕まるよ?」
と脅しの言葉をかける。
男は「わかったよ」と答え、近くの建物の屋根に飛んでいく。
そして少女も、
「それじゃあ、お勤めお疲れ様です、っと」
そう言い、自分も屋根の上に登った後に指をパチンッ、と鳴らす。
すると、先程まで動かなかった警察が動き始め、街は何事もなかったように再生する。
「それじゃあ、帰るか」
「ええ」
二人はそう会話をし、少女は一瞬光ると、先ほどのツインテールが一瞬でサイドポニーに変わり、服もどこかの制服になる。
去り際、少女はもう一度後ろを見て、建物に向かって、
「楽しみにしてるよ、『JOKER』」
と言い、去っていく。
その数分後、もう一人男が現れる。
辺りをキョロキョロした後、
「—————逃したか」
と呟く。
「行くぞ、ヨル」
「分かったにゃ!」
そう言い、ヨルと青年————月詠幾斗は建物、聖夜学園から去っていった。
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こんにちは、ARISAです。
あれです、古本屋で立ち読みをしてたんです。しゅごキャラ!。
久しぶりに読んでて、ハマったんですよねww
それで勢いで書いてしまいましたw
不定期更新になるかもしれませんが、よろしくお願いします。