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二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
- Re: 【ボカロ】 Bad ∞ End ∞ Night ( No.14 )
- 日時: 2012/10/01 11:51
- 名前: 藍執事 (ID: ULeWPiDO)
7頁
「いやっ・・・・!!」
何で。どうして・・・・
どうして、時計が止まって、夜のままなの!?
ミクは跳ね起き、部屋を出た。
その背後からもクスクスという二人の笑い声が聞こえる。
その笑い声に急かされているように、ミクは部屋を出て、突き当りの目に止まった
重たそうな扉を開け、中に入った。
息が荒い。
「何なの・・・・ここは・・・・ッ」
ミクは思わず膝を付き添うになる。
その時だ。
急に視界が明るくなった。炎の光だ。
そのとき足にゴツンと鈍い音を立てて何かが当たる。
ミクは足元を見た。
『Jesus、 jesuS!!』
連と稟の叫ぶ声が耳の奥のほうで聞こえたような気がした。
目の前に広がるは、床一面に敷き詰められた——
棺の山だった。
「あらあら・・・・」
「見てしまったね・・・・」
と海斗とメイコの声が聞こえる。
「あっ・・・お願い・・・どいてっ!」
ミクは主人と奥方の横をすり抜ける。
その近くで、怖がらないで♪というメイドの声も聞こえたが、ミクは走り出た。
一回へ降りていくと、執事が居る。蝋燭片手に、そしてもう片手には・・・『何かの紙』を持っている。
「何処に行くのです?」
微笑して、尋ねた。
『お待ちなさい』
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