二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

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NARUTO〜舞姫ナルト〜  500突破!!
日時: 2011/12/27 07:39
名前: 舞香 (ID: ia9Umcvq)

初めまして!

ナルトが大大大大好きな舞香です。
初めて小説を書くので不安なところもありますが、よろしくお願いします!
えっと・・・

注意事項

・荒しは勘弁してください。
・書くスピードがカメより遅いです。
・駄文です。
・内容変わるかも。
・ナルトが『男』じゃなくて『女』です。
・九尾が人間化します。
・九尾がナルトに対してめっちゃ優しいです。
・ナルトは父親がミナトだって知っています。
・ミナトの技がほとんど使えます。

こんなとこかな?

ちょっと多いかもしれないけど、よろしくお願いしますね。

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Re: NARUTO〜舞姫ナルト〜 ( No.23 )
日時: 2011/11/26 06:06
名前: 舞香 (ID: ia9Umcvq)

〜イナリとカカシ〜

その夜、カカシは家の前で落ち込んでいるイナリと一緒にいた。

カカシ「ナルトが何であんな事言ったか、分かるかい?」
イナリ「そんなの知るわけないじゃん。」
カカシ「まあ、普通の人には分からないか。ナルトはね、親を知らないんだ。」
イナリ「え?」
カカシ「正確には、親は誰かわかるんだけど、言葉をかわした事がないんだ。」
イナリ「どう言うこと?」
カカシ「ナルトは、実を言うと君より辛い過去をもっている。ま、それはナルトから聞いた方がいいかもしれないけどね。」

カカシはそれだけ言って去ってしまった。
イナリはそのまま座って、ナルトの言葉を思い出した。

イナリ「なんだろう、辛い経験って。」

Re: NARUTO〜舞姫ナルト〜 ( No.24 )
日時: 2011/11/26 09:44
名前: 舞香 (ID: ia9Umcvq)

〜ナルトの過去〜

ナルトは、大きな湖の上に立って泣いていた。

ナルト“何も知らないくせに・・・”

ナルトは、目を閉じて歌を歌った。
歌を歌っていると、自然に体が動いて楽しいし、チャクラを使って水を操る事も出来る。


一面染める花は 空へと昇る光

いく億の息吹達 今世界が生まれ変わる


柔らかな日にこぼれ出す蕾

まどろみの中 喜びを受けて

きっと誰もが 微笑みながら

いつかの自分 重ねているね

目覚めた手の 勇気に触れた

始まりの朝に似てるから

心がほどけて行く 季節に待ち合わせた

大地に浮かび上がる 木漏れ日のコントラスト

一面染める花は 空へと昇る光

いく億の息吹達 今世界が生まれ変わる


ナルトはそこで歌うのをやめた。
さっきから誰かの視線を感じるのだ。

ナルト「いる事は分かっている。出て来い。」

ナルトが冷たい目をしながら言うと、湖から一番近い木の影からイナリが出てきた。

ナルト「イナリ・・・何しに来たの?」

ナルトはさっきの目は嘘のように優しい目に戻った。
そして、湖からイナリの所に向かった。

イナリ「・・・・・・」
ナルト「ん?」
イナリ「辛い過去って・・・なに?」
ナルト「!!!」

イナリの思わぬ言葉にナルトは目を見開いた。
イナリは真っ直ぐな目でナルトを見てくる。

ナルト「・・・・誰から聞いたの?」
イナリ「カカシさん。ナルトは、ボクより辛い過去を持ってるって。」
ナルト「・・・そう・・」

ナルトはイナリの真っ直ぐな目を見て、哀しそうに言った。

ナルト「私ね、まだ生まれたばっかりの頃、目の前で両親を殺されたんだ。」
イナリ「え!?」
ナルト「忍のいない波の国の人達は知ってるかな?尾獣って。」
イナリ「尾獣?」
ナルト「尾を持つ巨大な魔獣の事なんだけど、尾獣は膨大なチャクラの塊で昔はそれを奪い合って抗争が起きたんだって。」
イナリ「それがどうしたの?」
ナルト「この中のね、一番強い九尾って言う尾獣が私の中に入っているんだ。」
イナリ「え?ど、どうやって?」

ナルトが上着を脱ぐと、印を結んでイナリに八卦封印式を見せた。

イナリ「それは?」
ナルト「これが、九尾を私の体内に封印させた封印式。この封印式を持つ者を〝人柱力〟って言うの。」
イナリ「じんちゅうりき?」
ナルト「そ、この封印式を持っている物は、私を含めて8人いる。」

ナルトは上着を着て、イナリのそばに座りながら言った。

イナリ「8人?9人じゃないの?」
ナルト「尾獣は、一尾から九尾までいるんだけど、その中の四尾はまだ封印されてないの。」
イナリ「封印されてない?それって危ないんじゃ・・・」
ナルト「四尾は、どこかの湖の奥深くにいる。でも、あんまり危険じゃないんだ。」
イナリ「どうして?尾獣って凶暴じゃないの?」
ナルト「皆そう言うけど、実際は皆が皆凶暴じゃないんだ。乱暴な奴もいれば、大人しい奴もいる。心を通わせれば、人間従ってくれる者もいるんだ。」
イナリ「ナルトのねーちゃんにいるのは?」
ナルト「私を守ってくれる、大切な家族みたいなのだよ。両親のいない私にとっては、かけがえのない人。」

ナルトは、イナリに笑顔でそう言うと、イナリはうつむいてしまった。

ナルト「イナリ?」
イナリ「ごめん。何も知らないのに、あんな事言って・・・」
ナルト「別にいいさ。気にしてないよ。」

ナルトがそう言っても、イナリはうつむいたままだったので、ナルトは立ってイナリに言った。

ナルト「イナリ、水の上を歩いてみたくない?」
イナリ「え?」
ナルト「おいで!」

ナルトはイナリの手を掴んで、強引に湖に引き寄せた。

イナリ「む、無理だよ。ボク泳げないし。」
ナルト「水の上を歩くんだ。泳ぐ必要なんてないよ。」

ナルトは自分の足の裏とイナリの足の裏にチャクラを纏わせ、ゆっくり歩いた。

イナリ「う、うわぁ・・ぎゃあぁああ。」
ナルト「なんて声出してんのよ。」

ナルトはなれないイナリに笑いながら中央へ行った。

イナリ「こ、恐いよ。」
ナルト「大丈夫、いざとなったら九尾も私もいるし。」
イナリ「九尾って誰?」
ナルト「会ってみる?」
イナリ「うん。」

ナルトは笑みを浮かべて、胸に手を当てて言った。

ナルト「九尾、出てきて。」

すると、ナルトの隣に人間の姿をした九尾が出てきた。

イナリ「九尾って人間なの?」
ナルト「違うよ。」
イナリ「でも、人間・・・」
九尾「こっちの方が動きやすいからな。本身巨大な狐だ。」
イナリ「そ、そうなんだ。」

ナルトの背中に隠れているイナリを見て、ナルトは笑いながら言った。

ナルト「恐い?」
イナリ「ちょっと。」
ナルト「ま、始めは恐いか。最強の尾獣だからね。」
九尾「どうでもいいが、もうそろそろ帰った方がいいんじゃないか?」
ナルト「そうだね、もう遅いし。帰ろっか。」

九尾は本身に戻って、その背中にナルトとイナリを乗せてイナリの家に帰った。

Re: NARUTO〜舞姫ナルト〜 ( No.25 )
日時: 2011/11/26 10:53
名前: カノン (ID: L0v6OTPI)


よかったです!!私と同じ考えを持っている人がいて。
ナルト・・・やさしいですね。
それに九尾も・・・

頑張ってください。

Re: NARUTO〜舞姫ナルト〜 ( No.26 )
日時: 2011/11/26 19:21
名前: 舞香 (ID: ia9Umcvq)

ありがとうございます。

Re: NARUTO〜舞姫ナルト〜 ( No.27 )
日時: 2011/11/27 15:39
名前: 舞香 (ID: ia9Umcvq)

〜再不斬との闘い〜

ナルト達がタズナさんの護衛を行っていると、急に霧が濃くなってきた。
ナルト達は、すぐさま働いている人達を逃がしてタズナさんの周りについた。

ナルト「カカシ先生、この霧・・・」
カカシ「ああ、間違いない。あいつが出したのだ。」

その時、霧の中から再不斬が出てきた。
隣には、あの追い人の人がいた。

再不斬「またガキをつれてきたのか?かわいそうに、震えてるじゃねーか。」

再不斬は、水分身を作りながら言った。
サスケ「・・・・武者震いだよ。」
カカシ「やれ、サスケ。」

カカシの合図でサスケが全ての水分身を消した。
それに驚いているのは、サクラとタズナさんだけ。
カカシとナルトは笑みを浮かべている。

?「へ〜、10分の1しかないと言っても、瞬殺ですか。」
再不斬「殺りがいがありそうだな、白。」
白「はい。」
ナルト「手伝う?」
サスケ「いらねーよ。」
ナルト「だろうね。」

サスケはそう言った後、ナルト達と分かれて白と呼ばれた者と戦いを始めた。

再不斬「さて、こっちも始めようか。」

再不斬は印を結んで霧の中に隠れた。
ナルトは目を閉じて神経を集中させる。

ナルト「カカシ先生、サポートに周るね。」
カカシ「よろしく。」
ナルト「風水眼!」

ナルトが目を開けると、カカシに聞いた。

ナルト「写輪眼を開けるの?」
カカシ「ああ、あいつにはこれを出さないと勝てないからな。」
サクラ「私はどうすればいいの?」
ナルト「サクラはタズナさんのそばにいて。万が一
ってことがあるでしょ。」

ナルトがそう言うと、サクラは真剣な顔でうなずいてたズナさんの所に向かった。

九尾“一緒に戦わないのか?”
ナルト“タズナさんが心配だし、サクラを守りながらは無理。”
九尾“ま、どっちも頼りなさそうだけどな。”
ナルト“それを言ったらおしまいだよ。”

ナルトは心の中で九尾と話しながら再不斬の動きを探った。

ナルト「カカシ先生、あいつ、目を閉じてる。」
カカシ「この霧じゃああいつも分からないんじゃ・・・」
ナルト「でも、分かるみたいだよ。注意して。」

ナルトがカカシに言った直後、再不斬がタズナの後に立っていた。
そして、大刀を振りあげる。

ナルト「サクラ!タズナさん!」

ナルトが叫ぶと同時にカカシが間に入り、自らの体を盾にして受け止めた。
周りに、血が飛び交う。

ナルト「カカシ先生!!」
サクラ「いやぁああああ!!」


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