二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
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- 戯言遣いの復活物語—REBORN×戯言—
- 日時: 2010/05/18 20:47
- 名前: 蒼炎 (ID: X9/3/8Rv)
クリック有難うございます!
戯言遣い、いーちゃんが復活世界に突如転生するいう物語です。
本人、物語にはあまり関与しないのにキャラにはちゃっかり関与しちゃってるって言う無為式です。
私、蒼炎を知らない方も、ゆっくりして言ってください!
頑張ります!
・目次
登場人物紹介
第零話
第一話 転生者
第二話 プレゼント
第三話 戯言遣い、六条因果
Page:1
- Re: 戯言遣いの復活物語—REBORN×戯言— ( No.1 )
- 日時: 2010/05/18 13:34
- 名前: 蒼炎 (ID: X9/3/8Rv)
登場人物紹介
語り部
・六条 因果
戯言遣い、いーちゃんの転生後。
因果、と言う名は結構気に入っているらしい。
容姿:黒髪黒目。転生前の姿と同じ。
武器:大降りのナイフ。黒がメインに着色され、凶悪なデザインとなっている(ナイフの名は人間失格)。
そのほかにも、曲絃糸を使える。
属性:現在不明
通り名:欠落製品・戯言遣い
所属:クレセントファミリー・ボンゴレF
- Re: 戯言遣いの復活物語—REBORN×戯言— ( No.2 )
- 日時: 2010/05/18 13:42
- 名前: 蒼炎 (ID: X9/3/8Rv)
第零話
戯言遣い——
僕の通り名。
僕は薄れ行く記憶の中で、夢を見た。
—・・・あぁ、僕の墓だ。
皆、泣いてる。
みいこさんも、姫ちゃんも、絵本さんも。
皆皆。
あぁ、だけどキミは泣かない。
零崎人識——。
僕の鏡の向こう側。
人間失格。
《泣いてくれなくて有難う、零崎》
僕は心の奥から、感謝した。
ゆっくりと、眼を閉じた。
- Re: 戯言遣いの復活物語—REBORN×戯言— ( No.3 )
- 日時: 2010/05/18 13:52
- 名前: 蒼炎 (ID: X9/3/8Rv)
第一話 転生者
「おめでとうございます、元気な女の子ですよ!」
そんな声を聞いて僕は眼を開こうとした。
けど、眼は開いたが——視力が無かった。
ぼやけている、と言うのが正確だろう。
そして、僕は再び睡魔に襲われ、眼を閉じた。
◆
二度目に眼を開ければ、男の人の顔がドアップしていた。
・・・おぉ、結構美形だな。
いや、そんな事よりもこの状況を何とか把握しなければ。
「おぎゃあ!」
声を出そうとしたが——無理、だった。
上がるのは、赤ん坊の声。
僕は手を見た。
絶句。驚愕。
僕は赤ん坊になっていた。
・・・そういえば、僕は死んだんだった。
今更気付いた真実。
僕はこれから両親となる二人の顔を見た。
「彼方、私達の顔を見たわよ」
「本当可愛いなぁ」
「名前、何にします?」
結構美形な二人は名前を考え出す。
そして出した名前は。
「六条、因果だ」
「因果?何で因果なの?」
母親は不思議そうに首をかしげた。
「因果を持つ子供になって欲しいからさ」
・・・——因果、ねぇ・・・。
結構良いセンスだ。
僕は今日から、《六条因果》となった。
- Re: 戯言遣いの復活物語—REBORN×戯言— ( No.4 )
- 日時: 2010/05/18 14:09
- 名前: 蒼炎 (ID: X9/3/8Rv)
第二話 プレゼント
あれから二年が経って。
僕は晴れて二歳となったそんな誕生日のある日。
「ホラ、いーちゃん、プレゼントよ」
そう言って母親が出してきた箱は二つ。
一つは赤い箱に黒いリボンの付いたいかにも怪しい箱。
もう一つは黒い箱に赤いリボンのこちらもいかにも怪しそうなプレゼント。
「何で二つなの?」
「黒い箱はお母さんからで、赤い箱からは父さんからよ♪」
フゥン・・・。
僕は少しだけ興味を持ちながら、シュルッと二つの箱のリボンを解いた。
・・・何コレ。
「コレ・・・」
「凄いでしょ?手に入れるのに苦労したんだから♪」
母さん。
コレ、子供に上げるものなの?
中に入ってたのは黒い大振りのナイフ。
凶悪なデザインが特徴的だった。
・・・零崎が好きそうだな・・・コレ。
「・・・で、とうさんからは・・・・・・何コレ」
「コレはな、父さんが昔使っていた木刀だ」
・・・この人たち可笑しいよ絶対。
僕は呆然とナイフと木刀を見つめながら心の中で感想を述べた。
「・・・ありがとう、とうさん、かあさん」
「いいのよぉ」
「好きに使っていいからな」
本当に、可笑しな人たちだ。
だけど、僕は内心何処か、楽しいと、思った。
思ってしまった。
- Re: 戯言遣いの復活物語—REBORN×戯言— ( No.5 )
- 日時: 2010/05/18 20:47
- 名前: 蒼炎 (ID: X9/3/8Rv)
第三話 戯言遣い、六条因果
更に一年が経ち——僕はめでたく、いやめでたくない・・・。
幼稚園に入学を決定した。
正直、イヤだ。
精神的にキツイ。
「ここが・・・なみもりようちえん・・・」
まだ平仮名な言葉で僕は発する。
「・・・」
ヤバイ・・・結構キツイ・・・。
僕は人込みの中を歩き続け、クラスにたどりついた。
机に座ると隣の子が話しかけてきた。
「え、えと、おれ、つなよし!よろしくね」
「よろしく」
僕は短く答えて席に座った。
すると担任の先生が入ってきて。
「みなちゃーんVvこれからぁ、お世話になる、姫宮せんしぇぇでちゅよぉVv」
・・・吐き気がした。
それは他の児童も同じようで、半なき状態になっている。
てか、まだ話しかける先生、眼科行ったほうがいいですよ。
「・・・きもい」
後ろの子が言葉を発した。
誰だろう、結構な美形だ。
きっと大人になれば中世的美人になるだろう。
先生の顔があからさまに歪む。
「な、何言ってるのかなぁ?」
「だから、きもいっていってんの。かみころすよ?」
サッとトンファーを構えて脅す少年。
だけどそれに昼まず近づいた先生は——。
ドガッ
「!」
殴られた。
三角姉妹程ではないが・・・結構な腕になるだろう。
僕は少年を見て、思った。
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