二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

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薄桜鬼〜短編小説〜
日時: 2011/01/15 10:08
名前: ユイ (ID: 39RfU1Y2)

クリックありがとう!ユイ(女)です♪
僕の大好きな薄桜鬼の短編小説です!
主人公と新選組の甘いラブストーリーを堪能くださいっ
僕はDSで小説を書いているので誤字&脱字が多いと思います><

「こんな小説書いてほしい!」とか
「この2人の恋愛小説が読みたい!」などの
リクエストも受け付けますよ!

コメントもお願いします!

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Re: 薄桜鬼〜短編小説〜 ( No.2 )
日時: 2011/01/19 20:14
名前: ユイ (ID: 39RfU1Y2)

          〜序章〜

「千鶴」

父様に呼ばれ、振り向く千鶴。

「何でしょう?父様?」

「私は仕事でしばらくの間、京に行くことになった」

「京へ…?いつ頃帰ってこられるのですか?」

「それは分からん。だが、京にいる間なるべく手紙は書くからな」

「分かりました。行ってらっしゃいませ」

「あ、そうだった。何かあったら松本先生を訪ねるといい」

「お医者様の松本先生ですか?」

「あぁ、そうだ。私と先生は昔から仲がいいからな」

そうして父様は京に行ってしまった。

だけど毎日、父様からの手紙が来て寂しくはなかった。

私が返事を書くより先に毎日父様からの手紙が来る。

だが、ここ5日間手紙が来ていない。

その後、いつまで待っても返事はこなず、ひと月経ってしまった。

おかしい…父様に何かあったのかしら??

私は松本先生の家を訪ねた。

が、あいにく松本先生は留守中だった。

京へ父様を探しに行ってみよう。

京は最近物騒と聞くので男装をした。

京へとついた頃には家を出てから幾日か経っていて辺りは夜だった。

どこか宿を探さなければ…!!

「おぃ、そこの奴止まれ」

わ、私…!?

振り向くと浪士が立っていた。

「お前、怪しいな。何をしている?」

「まぁ、殺してやろう…」

浪士が迫ってくる。

こ…殺される…!!!

急いで逃げる。振り向かずに。

そして近くにあった物陰へと身を隠した。

「くそ、どこ行った!?」

さっきの奴らの声と共に聞こえてきたのはーー

「ヒャハハハ!」

甲高い笑い声だった。

「な、何だ!?こいつら!!」

私はそーっと顔を出して覗く。

「ヒャハハハハハ!血、血をよこせ!」

グサッ

「うわぁぁぁぁ」

人が次々と殺されていく。

逃げなければ!!

ガサッ

あ!!物音を出して……!!!!

「ヒャハハ!見ーつけたー」

ヤバい!!殺される…!!

刀が降り降ろされ目をつむる。

キィィィン

金属がぶつかり合う男が上から聞こえ

グサッ

「くっ…うわあぁぁー!!」

誰かが倒れこむ。

そっと目を開けると、2人の男がいた。

「あーぁ。一くんって、こういう時は手が早いよね」

「総司、余計なことを言うな」

「で、この子どうするの?アレ見たんだし…殺すしかないよね?」

刀をこっちに向ける。

逃げたいけど、うまく立てない!!

「総司、やめとけ」

その言葉と共に別の刀が私に向けられた。

「いいか?動くな。背を向けたら、切る」

背筋がゾーっとするのを感じた。

「お前、名前は?ここで何してる」

「ゆ、雪村…千鶴です。…父様を探しに来ました」

「…?雪村?」

「…そうですけど?」

「父親の名は…雪村網道こうどう…か?」

「な、なぜ父の名を…??」

「土方さん、殺さないの?」

「殺す」の言葉が妙に響く。

「網道さんは、新選組が行方を追っている。
千鶴、お前はしばらく新選組と一緒にいろ」

「どうしてですか…??」

「網道さんを探すためだ。いいな?」

こうして、私は新選組に身を寄せることになった。

Re: 薄桜鬼〜短編小説〜 ( No.3 )
日時: 2011/01/19 20:01
名前: ユイ (ID: 39RfU1Y2)

第一話「平助×千鶴」

雪村千鶴(Yukimura Thizuru)

藤堂平助(Toudou Heisuke)


みなさん、こんにちは。千鶴と申します!

今、新選組に身を寄せている私。

今はいつものように中庭でぼんやり中。

あーあ、どこか出かけたいなぁ…。

「おーい!千鶴!」

あれ、この声…。

「あ、平助くん!どうしたの?」

こっちへ走ってくるのは藤堂平助くん。

「城下町に行ってみよーぜ!土方さんからもお許しもらったし」

あ、土方さんと言うのは新選組の副長さんです。

「本当??行きたいっ」

こうして、私たちは街へ出かけた。

「なぁ、千鶴は団子好き?」

「お団子?うん、大好き!」

「じゃあ、上手い団子屋行くか!」

二人はとっても楽しそう。

街にくるなんて、いつぶりだろう…??

「ほいよ」

手渡されたお団子を口に含む。

「美味しーい♪♪」

「だろー?」

二人で笑い合っているれるのも、つかの間

「あ?平助と千鶴?」

後ろから声がした。

あ…この声は…

「ひ、土方さんっっ」

そう、そこには土方さんが立っていた。

「おい、お前らここで何やってる?」

「え…?外出許可をもらったって平助くんが…」

「あー!!!千鶴、それ言っちゃダメ!」

え……??

平助くんの声の後、何かが目の前を通った。

い、今のは…刀!?

ーーー続くーーー


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