二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
■漢字にルビが振れるようになりました!使用方法は漢字のよみがなを半角かっこで括るだけ。
入力例)鳴(な)かぬなら 鳴(な)くまでまとう 不如帰(ホトトギス)
- 【君と僕。】赤い糸を結び直して
- 日時: 2011/06/21 17:39
- 名前: いちばんぼし (ID: 1j9Ea2l5)
僕の指に結んである糸の目的地をたどったら
君にたどりついたから
僕はまた糸をしっかり結ぶ
クリックありがとうございます。
最近全然小説を書いていなかったので、
ここでひとつ書かせて頂きたいと思います。
『君と僕。』の夢小説で、基本要の一人称小説。
オリキャラ登場アリ。
原作沿いだけれど9巻発売前の時間軸で考えてください
(修学旅行はまだ行ってない)
*オリキャラ紹介
フランスからの帰国子女。でも普通に日本人。
要たちと一緒の高校3年生
プロの小説家。
趣味はお菓子を作ること。
ちなみに毒舌。
容姿
茶髪のロング。
制服のスカートは足首が隠れるくらいにまで長く改造しているが不良ということではない。
もしかしなくても結構美形。
そして剣道もやっていた武道家。
目次
・プロローグ
Page:1
- Re: 【君と僕。】赤い糸を結び直して ( No.1 )
- 日時: 2011/06/22 19:20
- 名前: いちばんぼし (ID: 1j9Ea2l5)
プロローグ
『出会いの季節』
春風に教室の黄色いカーテンがなびく。
ちょうど昼休みの今は、3年生の僕らもまどろみに落ちている。
「要君も、マドレーヌいかがですか?」
隣にいた春に、綺麗に包装されたマドレーヌを手渡される。無言で少しうなずいて、青いリボンをほどきそれを口に入れた。
「あ、美味い」
「ありがとうございます」
微笑と共に返してくれた。
目の前では祐希と千鶴が、最後のひとつを取り合って喧嘩している。
悠太はそれを横目で見ながら春と談笑。
———今日も平和だ。
そう思った時だった。
「そういえば、僕の家の近くにとても古いお屋敷があるですよ。いつも横を通る時は無人だと思ってたし怖いなーって思ってたんですけどね」
春と悠太の会話が、何故か耳にすんなり入ってきて。
「昨日偶々横を通ったら、いつもは空いてないバルコニーにすごく綺麗な女の人がいて、紅茶を飲みながら読書してたんですよ。なんだかそこだけがヨーロッパのどこかに見えちゃって、30秒くらいそこで止まっちゃいました」
「へえ…それは俺も会ってみたいなあ」
「でしょう? 一回案内しましょうか?」
「え、何何!?
俺も行きたいー!」
Page:1
この掲示板は過去ログ化されています。