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二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
- Re: BLEACH [Black&White] ( No.3 )
- 日時: 2008/08/11 17:39
- 名前: 鈴花 ◆i0uTe01yaI (ID: Cj7K9Tpm)
*プロローグ*
「待ちな。そこのガキ二人!」
もう夜、深夜あたりだろうか。
どこからかするどい女の声が聞こえてくる。
「誰が待つと思うか!馬鹿じゃないの??」
そしてそれに合わせて逃げる二人。
その一人は外見からは思えないほどの口を吐いた。
「オイ!何、挑発してんだ!!」
「いいの!だってアイツはムカつくんだもん。」
二人のうちのもう一人がなだめるが片方は全然気にしていない。
「何ですってぇ!もう手加減無しで行くわ!!」
よっぽど頭に来たのかその女は足を踏み鳴らしながら言った。
「黙れ。ストーカーが」
またもや二人のうちの一人が女を挑発する。
「もうやめろよ!いい加減危ないぞ!!」
もう一人が必死に片方をなだめる。
だが、しかし女はもう二人の背後にまわってきていた。
「ハァっ!!」
女が二人のうちの一人に蹴りを入れた。
もちろんそれは暴言などを吐きまくっている方。
「うわっ!」
その暴言(以下同文)の方は不意を付かれて倒れて気絶してしまった。
「姫香!!」
もう一人が片方の名前を叫ぶ。
その声は一段と大きく響き渡った。
「次はアンタよ!」
女がすごいスピードでもう一人の方に襲い掛かってくる。
普通だったらもう避けられないほどの速さで。
「・・・うるさい。」
女がもう一人を襲い掛かった瞬間、逆に刃が女を襲った。
「な、何が起こったって言うの・・・??」
そう言葉を残して女はその場に倒れこんでしまった。
「無残にも僕に破れたんだよ。おばさん」
女を倒した方が倒れた女に向かってそう言った。
そして女に蹴られたもう一人を抱えてその僕と名乗る少年はどこかへ言ってしまった。
これからの運命を背負いながら————・・・。
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