二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

Re: 宇宙調査隊カービィズⅡ AXIZ(アクシズ) ( No.139 )
日時: 2008/11/29 11:52
名前: ユービィ (ID: uPcLZd7c)
参照: http://happytown.orahoo.com/ninten_yurby/

久々の更新だw

第14話「宿敵 現る!」



「・・・にしても、マジでコンニャクみたいなやつだよな。

ダークスターってよぉ・・・」

ダークスターを倒すため飛んだカービィズだが、そのダークスターが弱いのなんのって。

素手でも倒せる程度の弱さである。

「まぁ、そういうなビルディ。 今回は仕事が早く片付きそう・・・」




『そうはさせるか、カービィズ!!』

突然、上空で声が響く。

真上を見上げると太陽の中に4つの陰が・・・。


だんだん近づいてくると、その正体がハッキリした。

デビルスターに乗った、4人組のハーフカービィ・・・


「シャドーズ!!」

「フッ。 たっぷりいたぶってから料理してやる」

真っ先に降りてきたモノトーン色のやつは、エリアスの目の前に制止しながら言った。

「私はモビル。 シャドーズの殺し屋だ」

続いて降りてきたブラウンカラーはビルディを見るなり・・・

「久しぶりやな、ビルディ! 覚えとるか〜?」

と挑発する。 

ビルディはその挑発に乗らなかったが、意外なことを口にした。

「・・・ブロゼイ。 おまえあのとき突然いなくなったと思ったら、こんなところにいやがったのか・・・」

「! そりゃどういうことだい、ビルディ!?」

ラージェルはビルディに質問した。

答えるはずがない、いい思い出ではなさそうだ とラージェルは思ったが・・・


ビルディは語りだした。

「・・・俺とブロゼイは、戦士育成学校の同級生だった。

いつも2人でイタズラばかりやって上官に怒られてたけどよ。

俺たちはいつも一緒にいた。 それなのに・・・・・・。


ある時の訓練の最中、突然ブロゼイが行方不明になった。 育成学校のみんなで1ヶ月探したが

結局見つからなかったんだ。


その後俺は無事に卒業し、晴れてカービィズとなった。

だが、俺はブロゼイのことを忘れなかった。 必ずまた会えると・・・。


・・・それなのに、なんだってコイツはシャドーズにいやがんだよ!!」

そう言ったビルディは、拳で地面を殴りつけた。

ラージェルにはビルディの悲しみ、悔しさはわかっていた。

しかし、今はどうすることもできない自分が悔しかった。


つづく


オマケ

うーん、なんかシュールになってしまいましたな・・・。

こういう場合、明るい展開に戻すのは難しいんですよね。


ちなみにカービィズ育成学校は今はありません。