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第４話「クラッコｖｓカービィズ」


カービィズのメンバーは、グランドベース最上階へ行く。

そこには、ププニウム合金製の装甲を装備した、ニューエアライドマシンが５台並んでいた。

５人はマシンに乗り込み、操縦パネルに手を触れる。

『リフトロック、解除シマス！』

ＸＺ３００のアナウンスが響く。

「いいか、みんな。　このプププランドの平和はおまえ達の手に掛かっているんだ。

相手がクラッコとはいえども、油断するんじゃないぞ！」

シルウェイの通信が聞こえる中、リフトで上昇していくマシンたち。



「「全機発進！！」」

ハッチが開き、５人は青空へと飛び出す。


ラージェルは耳元のスピーカーからマイクを取り出し、語りかける。

「全機、報告せよ！」

ラージェルが上昇し始めた直後、ビルディの通信が入った。

「こちらビルディ。　Ｇ−デフューザーシステムが少々ずれてるが問題はない」　

続きで、ボルトから返信が来た。

「こちらボルト！　大丈夫　大丈夫！！」

ボルトの後に続いて２人が連続で来た。

「こちらエリア・・・　まったく・・」
「こちらライ！　以・・・」

「ライ、エリアス！　同時に入れないでくれ！うるさい」

「「あ、すみません」」

５人はＶ字編隊を取った。

デデデ城下町、ベジタブルバレー、バタービルディング・・・。

風景が飛んでいく中、前方に怪しい雲が見えてきた。

「前方に敵発見！　暗雲に突っ込むぞ！」



つづく


オマケ

今回はスターフォックススペシャルｗ

『リフトロック、解除シマス』
はスターフォックスアサルトのナウスの台詞そのまんまですし

「全機報告せよ！」はフォックスの台詞。

ビルディはファルコが元なので「Ｇ−デフューザー」をずらしましたｗ


『Ｇ−デフューザーシステム』

スペースダイナミクス社が開発した「反重力発生装置」

主に、Ｆ−ＺＥＲＯマシンとアーウィン、ウルフェンに備えられている。

今回、新エアライドマシンが作られる際にスペースダイナミクス社に依頼し

６つ買い取ったのだ。

シルウェイの専用機は、現在開発中であり完成はまだまだ先だと思われる。