二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

Re: 宇宙調査隊カービィズⅡ オリジナルキャラ募集中! ( No.77 )
日時: 2008/10/04 13:35
名前: ユービィ (ID: uPcLZd7c)
参照: http://happytown.orahoo.com/ninten_yurby/

第9話「クリスタル」


リップルスター上空では、ビルディ&エリアスのタッグで残党軍の戦艦とドックファイト(戦闘機などの空中戦のこと)が行われている。

その一方、エンジェルズ地上基地に降り立ったラージェルらは、そこのリーダーである「シャイン」と話をしていた。

「今我々の仲間が空中で敵の注意を逸らしています。今のうちに教えていただきたいことがあるんです」

シルウェイは、シャインに言った。

ライの分析結果によると、相手の戦艦は一筋縄では破壊できないそうだ。

つまり、それを破壊するほどのエネルギーを持った武器が必要なのだ。

「シルウェイさんの言いたいことはわかっています。 私はテレパシーを使うことができるので・・・」

「では話は早いですね。 クリスタルの結晶を我々に譲っていただけませんか?」

クリスタルの結晶とは、リップルスターの宝である。 ちなみに星のカービィ64に登場する物とは別物なので注意を。

「わかりました。 ・・・ところで、クリスタルをどう使うのですか?」

シャインは、疑問に思った。 クリスタルはただ単に輝くだけの宝石なのだ。

特別な機能や能力があるわけでもないのに、どうやって使うのだろう。

「クリスタルは、内部に光エネルギーが凝縮されています。 

それを吸い込み、星型弾にすることによって一気に光が解放されます。

それをヤツラにぶつければ倒すことができるでしょう・・・」

シルウェイは最後にそういうと、外に出ていった。 外では、ボルトが準備をしていた。

「司令官、いつでも星型弾の準備はOKだよ!」

「そうか。 しかしまだ肝心のクリスタルがない。 もう少し待ってくれ」



「ねぇビルディ。 コイツラさっきから僕らの攻撃が全く効いてないみたいなのは気のせい?」

エリアスは必死に砲撃を避けながら言った。

「いや、さっきライから通信が来たんだが・・・、俺たちの攻撃は効かないらしい」

「マジでか?」

「・・・マジだ!」



地上では、シャインとその部下のムーンがクリスタルを持って基地に向かっていた。

「これをシルウェイさんに届ければ、残党軍を倒すことができるそうですって」

「シャイン、それは本当の話なの? アタシにはこのクリスタルはただの宝石に見えるけど・・・」

「シルウェイさんの話なら、本当のことでしょうよ」




つづく


オマケ

「シャイン」と「ムーン」は・・・。

光 と 月 です。ハイ。

そのまんま女性っぽい名前にしただけです。