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二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
- Re: どう森小説「ROMvsバグ」 復活版 誰か来て…(切実) ( No.35 )
- 日時: 2008/09/11 18:47
- 名前: イベント三人組 ◆tY1wmpYRPQ (ID: bdGTRweV)
第14話 ギャグマンガ日和
紅葉が美しく見える季節。なんて時期な訳でもないのに見えるのは赤や黄色に染まった並木の風景。そんなおかしな事も、バグであるから不思議は無い。不思議と言ったら目の前に落ちていた赤い和紙くらいだ。オータムエリアというでっかい文字に、この市街地の地図が書いてある。オマケに裏には訳のわからない「ギャグマンガ日和」とという文字と、「★」が2つ。
「恐らく、これを倒せって事だろうな。しかし、「ギャグマンガ日和」か…。プチだったら知ってそうだな…」
今、ラインがいるのは、公園のベンチ。気づいたら、この公園に居たのだ。
「それにしても、随分と静かだなぁ。逆に不気味だよ」
辺りは市街地の中の公園だが、人が全くいない。ま、当然と言っちゃ当然だが…。
「ラインさん?」
「どわーっとっと!!」
ベンチから飛び上がって、前に転倒した。沈黙の中、真後ろからいきなり声をかけるものだから。
「あ…大丈夫ですか?」
急いで起き上がって、ベンチ向こうを見る。
「えっと、シュウトの仲間の…コクウだっけ…?」
ヒリヒリ痛むおでこをさすりながら言った。
「ええ、そうです。よかったー、味方に会えて」
コクウは、ぴょんぴょん飛び跳ねて、喜びと安心を表す。
(こっちの心配は終わったのかー!?)
なに心の中でツッコんでるんだろ俺は。それにしても、あー痛い。これもある意味“不意打ち”なのか…?
↑知るかっ(by作者
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