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二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
- Re: どう森バトル「ROMvsバグ」第25話 プチとシュウトの憂鬱 ( No.54 )
- 日時: 2008/10/04 23:08
- 名前: イベント三人組 ◆tY1wmpYRPQ (ID: bdGTRweV)
第27話 刹那
少年はただ立っていた。秋の街の交差点の中心で。目を瞑って、力を抜いた直立不動で少しも動かすに立っていた。
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「全く太子は…おかげで逃げられたじゃないですか…」
「畜生〜…。今度こそは私の手で…お!?」
「どうしました?太子」
「あそこに居るのは敵じゃないか?妹子」
「っていうか今、僕ら以外は全員敵ですよ……って本当だ」
「よっしゃー!いくぞー!」
「って、またですか!?あー!待てオッサン!」
少年は動かなかった。
いや動いていたのだろうが見えなかった。
それは刹那。
近寄って来た男を腰の刀で斬った。
そして男は光に変わり、宝玉に変わった。
それは、近くに居たもう一人の男は、目で捕らえる事が出来なかった。
そして少年は気づかぬ間に近づいていた。
少年は刀をそのもう一人の男向けてこう言った。
「私の名は山城上総。あなたの名前は何ですか?」
もう一人の男はこう言った。
「ぼ、僕は[小野妹子の化身]、[ルピオス]だ!」
もう一人の男はその言葉を最後に宝玉へと変わった。
そして、この時間の後からは全ての赤い和紙に、表に[トパーズ][シトリン]の2つの文字が現れ、裏には[ギャグマンガ日和の下の星が消え、代わりに[テイルズオブシンフォニア]の文字と[★]が一つ現れていた。
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少年は街を歩いていた。
ただ当てもなく。
歩く先は海の方向。
そして何か胸騒ぎを感じていた。
【スコーピオ(聖徳太子の化身) 撃破】
【ルピオス(小野妹子の化身) 撃破】
【カズサ 移動開始】
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