二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

Re: どう森バトル「ROMvsバグ」第25話 プチとシュウトの憂鬱 ( No.56 )
日時: 2008/10/04 23:19
名前: イベント三人組 ◆tY1wmpYRPQ (ID: bdGTRweV)

第29話 正義のミカタ

 スプリングエリア。

「おー!これが[ガッコウ]かー。初めて見たぜー。

 もちろんここはバグ空間だが…。
 正直言うと近くに大きな建物があったから。ただそれだけの理由で来た。

「よーし。突入!アクを撃退だー!」

 さて1ごうはどこまでこのように突っ走れるのだろう。

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 まさかだれもいないなんてことは無いよな…。
 学校になにかあると予測したのはいいものの、細心の注意をはらいつつの探索は時間がかかる。
 で、廊下の少し広いところ、そこにさしかかったとき、急に目の前に何かが飛んで来た。慌ててバックステップでそれを回避する。

「挨拶代わりでしたけど、どうでしょう?」

 ちょうどこっちの死角、物陰から出てきたのは白い服の本を持った少年だった。

「はじめまして、[マリクの化身]こと[テュエス]と申します」

 なんだ?礼儀正しいやつだな。
 改めて持っていた短剣を構える。

「俺の名は氷介、結構楽しめそうだね」

 ふと見ると、さっきまで氷介の居た場所は真っ黒に焦げていた。
 なんだ。さっきのはただの火の玉か…。