二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

Re: どう森バトル「ROMvsバグ」第25話 プチとシュウトの憂鬱 ( No.59 )
日時: 2008/10/12 17:37
名前: イベント三人組 ◆tY1wmpYRPQ (ID: bdGTRweV)

第32話 遠隔

 射抜かれた矢は、トクソテスへ一直線に向かった。だが、サイドステップでかわされた。相手はそのまま矢を射て来た。飛びながらでも狙いは正確、こっちも負けじとこちらも横に飛ぶ。
 …だが、ここで悪態をついた。横とびというより、横飛び込みをしてしまい、着地の時点で前転をするはめになった。その隙をトクソテスは見逃さず、しゃがみの体制の隙に左肩へ矢を受けるはめになった。

「な、ちくしょう…」

「よし!もういっちょう!」

 トクソテスは続けて矢を射てくる。

「なめんじゃないよ!?」

 ザイラだって一撃受けたくらいでどうってこともない。矢かわし、後ろに下がりながら弓を構える。
 対するトクソテスも弓を構え、両者が同じ条件になった。
 …いや、そうでもなかったようだ…。

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 さて、どうするかな…。
 トクソテスは考えていた。先に仕掛けるべきか、出方をまつか…。しかし、先に動いたのはまたしてもザイラ。
 矢をかわす為に右にステップ。だがその時、左手に違和感を覚えた。急に力が抜け構えていた弓が下に落ちる。その時気づいた、左手に…肘と手の間、そこに矢が刺さっていた。いつの間に…。
 ふと、相手を見てみる。弓を構えていた。そして、弓を射たとほぼ同時。自分の心臓付近、そこに矢が現れた。刺さり済みの。

「見たかい?これがあたしの技さ」

 な〜んだ。そういうことか。でも…そりゃないよ…。

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「ふう。一件落着っと」

 普通に矢を射て、最後に[ライトアロー]で仕留める。分かりやすい作戦だがうまくいった。だが…。

「にしても、あたしもまだまだかな…?」

 肩に刺さった矢を抜きそこら辺に捨てる。
 そしてトクソテスが居た場所には、水色の石がおちていた。

【トクソテス(ゴードンの化身) 撃破】