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第二話


「ただいまーっと！パソコンパソコン」

私は学校から帰って来てパソコンを起動させた。

あっ・・・・・・・・

さくら。

さくらがいた。あのスレッドに。

また遊ぶ人を探してるようだった。よほど暇な人なんだろう。

『昨日通信したなほだよ！覚えてる？』

返信。

『あーっ！なほチャン！いま暇ー？』

『うん！今学校から帰ってきたとこ！暇なんだー』

『じゃあ通信しない？こんどはあたしの村♪』

『おｋ！行くね〜♪』

そう言って、私はDSの電源を入れた。

どうぶつの森を起動させた。

WI-FI通信をしてリストを見ると、

「ピアノ村　さくら」

があった。

私はその村へ行った。

さくら「こん！」

なほ♪「こん♪」

さくら「ゆっくりしていってね★」

なほ♪「うん！」

とりあえず村探検させてもらうことにした。

デパート、豪邸、村一面の可愛いマイデザイン。

それに比べて私は、

コンビニ、初期家、無造作に置かれているアイテム。

全然違っていた。何もかも。

村だけ見たら断然にさくらの村が可愛いだろう。

でも

性格は

自分で言うのも変だけど

私のほうが良かったかもしれない。

その理由は

あとで分かった。


続く