二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

Re: 真選組〜波乱日記 ( No.12 )
日時: 2010/01/10 20:24
名前: 月芽麻 (ID: iEydDqYB)

第十訓【その名はヅラ…桂小太郎】

「とうとう、尻尾出しやがった。」

「山崎!何としても奴らの拠点を抑えてこい。」

「はいよっ。」

…。所で、櫻の奴どこ行きやがった?

「オイ。沖田起きろ。お前、よくあんな爆音の中。寝てられるな。」

「爆音って…。また、防げなかったんですかぃ?」

「何やってんだぃ。土方さん真面目に働けよ。」

「もう一回眠るか?コラ。」

「…。所で、栗娘は、どこいったんでェ?」

「アイツは…大使館前に…!!。」

「大使館て、今吹っ飛んだんじゃねェでさぁ?」

二人は、大きく嫌なことを予想した。

「まさか…。」

「連れ去られたんじゃないでさぁ?」

その頃櫻は————

ん———。

何でだろう。頭がやけに痛い。

私は、確か…あの女の子に殴られて。

気絶したんだっけ。じゃぁ、ここは…。

「ん———。こ…ここは。」

「あ、目が覚めたアル。新八。」

「あ、本当ですね。神楽ちゃん?無暗に人を殴るのは止めてあげてください。」

「ごめんアル。」

「い…。いえ。大丈夫ですよ?」

ガチャッ。

え?手錠…。何で私の手に…。

「オイ。ヅラ、どぉゆうこったこれは。」

私の、手錠が繋がっているのは、銀髪の人だった。

「その女。真選組だろぉ。」

「…。攘夷の人達ですか。」

「!!。なぜそれを…。ヤハリ読みは当たっていたか。」

「オイ。ヅラ、俺の話聞いてるのか?」

「ヅラさん!!聞きたいのですが…。」

チャキン。

私の、首元に刃が建てられた。

「その名で、呼ぶな。私の名は、桂小太郎だ。」

「…桂さんですか…。じゃぁ、聞かせてもらいますが。」

「それは、天人を、討ち払い。もう一度侍の国を立て直す。」

え?あの、私何も言っておりませんが…。

「全部てめ—の仕業か桂。」

「この腐った国を立て直すため、再び俺とともに剣をとらんか?」

バンッ。

「御用改めである。神妙にしろテロリスト共。」

「し、真選組だぁっ!!」

「いかん。逃げろぉ!!」

土方さん達!来てくれたんですね!!