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二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
- Re: 真選組〜波乱日記 ( No.13 )
- 日時: 2010/01/10 20:25
- 名前: 月芽麻 (ID: iEydDqYB)
第十一訓【喧嘩の始まる頃に】
「一人残らず討ち取れェェ!!」
「土方さ…。」
ぐいっ。
「おい、アレ。お前の仲間か?」
私に、聞いてきたのは銀髪の男の人だった。
「なななな。何なんですかあの人ら!!」
「武装警察「真選組」。テロ用特殊部隊だ。」
て…。何で私まで逃げなきゃ。
「やはり、その娘…。真選組か?」
桂さんは、私の顔を覗き込んできた。
「…。な、何ですか?」
「…。厄介なのに捕まったな。どうします?ボス。」
「だ—れがボスだ!!お前が一番厄介なんだよ!!。」
じゃらっ。
うーん。この手錠さえとることができれば…。
「ヅラ。ボスなら私に任せるヨロシ。大将やるのが私のモットーよ。」
「おめ—は黙ってろ。何その戦国大名みたいなモットー。」
「おい。」
ズガン。
「わっと。」
いたた…。何があったんだろ。
じゃら。
「逃げるこたぁ、ねーだろ。」
「土方さん!!」
「やっぱり…。大丈夫か?櫻。」
「おいおい。おめェ本当に役人か?」
「櫻連れまわしといて何だ?」
———土方さん。危ないですぜ。———
ドゴン。
「うおわぁぁぁぁ。」
「生きてやすか?土方さん。」
「馬鹿やろ—。死ぬところだったぜ!!。」
「チッ、しくじったか。」
「しくじったって何だ。櫻も一緒にいたんだぞ?」
「!?。櫻、やっぱり誘拐されてたんださぁ?」
「あぁ。おもしれーことに、手錠までしてくれてら」
「…。潰しに行きますぜぇ。土方さん。」
「おぉ。ひっ捕らえて潰してくれる。」
待ってろよ。真選組、新メンバー。
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