二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

Re: 真選組★波乱日記★ ( No.142 )
日時: 2010/05/26 22:58
名前: 月芽麻 (ID: HpE/sQXo)

第五十四訓【近くのお店って言うけど、何処までが近く何だ…?】

役職試験も終わり二週間がたった今。

屯所は、いつもと同じくにぎやかだった。

「死ね土方コノヤロ—!!」

「死ねぇぇぇ!!アホ方。」

「誰が、アホ方だ!!」

そんな、声が屯所廊下を駆け抜ける。

「今日も、えらい賑やかやな…。」

台所から廊下に顔を出し走は言う。

「そうですね…。でも、友里亜ちゃんが楽しく過ごしているのでいいと思います。」

ころころと櫻は、笑って料理の準備をする。

「っ?あちゃぁ〜、どうしよ?」

「?。どうしたんですか?走姉さん。」

走の手元を、覗きこむ櫻。

そこにあったのは、空っぽになった砂糖の入れ物。

「お砂糖…ありませんね?」

「どうしよ、今日砂糖いるのに…。」

「あ、じゃぁ。私買ってきますよ。」

「本間?ありがと。じゃぁ、他に頼んでもええ?」

そう言って、走は買うものリストとお金を櫻に渡した。

「それじゃぁ、行ってきますね。」

そう言って、櫻は遠くもなく近くもない大江戸スーパーへと足を運んだ。