二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
- Re: 真選組★波乱日記★ ( No.154 )
- 日時: 2010/05/29 13:47
- 名前: 月芽麻 (ID: HpE/sQXo)
第五十六訓【残ってるもん取ろうとしたら、他人とよく手が合っちゃうよね?】
櫻は、とうとう大江戸スーパーについた。
「何故でしょう…?ここまで来るのがとっても遠かったような気がします。」
櫻は、首をかしげながらスーパーの中に入って行った。
「えっと…。まずは、医療コーナーに言って包帯を…。」
そう言って、櫻はまず姫月に言われた包帯をかいに行くことにした。
「えっと、コレでしょうか?」
櫻は【これでバッチリ!!包帯君。】を、手に持ち眺める。
「バッチリですから。大丈夫でしょう…か?」
一応、かごに入れて歩き出す櫻。
「えっと、お次は…お砂糖と、マヨネーズとガムですね。」
櫻は、手っ取り早く食品売り場に足を運んだ。
「お砂糖は、これでいいかな?マヨネーズは…低脂肪の方がいいですね。」
櫻は、土方の体の事も考えマヨを選ぶ。
「風船ガムは、なに味のものか聞いてませんね…。ん?コーラ味のものってあるんですね。」
櫻は、物可笑しそうにコーラ味の風船ガムをかごに入れる。
「最後は、友里亜ちゃんのプリンですね。」
楽しげに、櫻はスイ—ツ売り場に行った。
そしたら、運よくプリンが一つ残っていた。
「コレですね。最後の一個ですが…仕方ありませんよね?」
そう言って、手を伸ばしたら…他の人と手がかぶった。
「「あ、すみません。」」
何故か、声がはもってしまい驚き顔を上げる櫻。
「あ…。貴方は…池田屋の時の?」
「ん?あ、あの時の…えっと。」
そこにいたのは、あの初任務の時に出会った銀色の髪を持った人だった。
「櫻です。霧ヶ乃櫻。よろしくお願いします。」
「あぁ、櫻ちゃんね。銀さんころっと忘れてたよ。てか、名前この前聞いてなかったし…。」
「そうですよね?えっと…。」
「あ、銀さんの事ね。俺の名前は、坂田銀時よろしく。櫻ちゃん。」
「あ、はい。…所で、コレどうしましょう?」
笑顔の櫻は、そのままプリンを持って銀時に聞く。
「出来れば銀さん欲しいんだけど…。」
「あ、じゃぁ…コレどうぞ。」
「え?何良いの?。」
「お近づきの印です。私は、大丈夫なので。」
「おぅ。ありがと。じゃぁ、お礼と行っちゃぁ何だがコレ、俺んとこの名刺だから…困った時にどうぞごひいきに。」
そう言って、銀時はお菓子売り場の方に消えて行った。
「友里亜ちゃんの、プリンどうしよ…?あ、イチゴ味のプリンありました。コレでいかな?」
そう言って、イチゴ味のプリンもかごに入れて櫻は、レジに向かう。
「そう言えば…この名刺。万事屋って書いてますね…?銀時さん、こんなすごい事やってるのですね。」
また、クスリと笑うと櫻は名刺を隊服にしまった。