二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

Re: 真選組★波乱日記★ ( No.192 )
日時: 2010/06/07 22:42
名前: 月芽麻 (ID: HpE/sQXo)

第六十五訓【来た道戻るのって結構メンドクサイ】

土方さんの買い出しを終え屯所に戻って来た櫻一行。

「ふぅ、やっと屯所につきましたね?」

重たい荷物を持ちながら紀新は言う。

「そうだね、ホントあのスーパー遠いのか近いのか分からないね?」

にっこり笑いながら櫻は紀新に声をかける。

「なのに、何で友里亜ちゃんはあんなに元気なんでしょう?」

紀新の目の先には、屯所に走って入っていく友里亜の姿がいた。

「私たちも早く行きませんとね…?土方さんがマヨネーズを待ってますから。」

そう言って、櫻も足をはやめる。

「ちょっ!!櫻さん待ってください!!」

負けじと、紀新も櫻の後を急ぎ足で追った。

「只今戻りました。」

「副長!!頼まれたもの買ってまいりました。」

「マヨ方。櫻も連れて帰ったぞ??」

三人は、屯所玄関にて土方を呼んだ。

「誰がマヨ方だ。馬鹿補佐。」

「オメェ以外に誰が居るんだよ?」

冷静に切り替え突っ込みを入れる友里亜。

「土方さん、コレ頼まれた物です。」

そう言って、友里亜と言い争っている土方に櫻はスーパーの袋を渡す。

「おぅ、サンキューな。…そういやぁ、近藤さん街中で見たか?櫻。」

「ほぇ?えっと…見回り中には見ませんでしたが?」

不思議そうに櫻は言う。

「…たくっ、近藤さんどこ行きやがったんだ?」

「近藤局長、帰ってないんですか…?」

「あぁ…櫻、探しに行くぞ。すぐ支度しろ。」

「あっ、マヨ方。俺の櫻をこき使うなよ!!」

その言葉に反応した、土方は…。

「じゃぁ、てめぇが働けや!!!」

「あ、遠慮するわ。」

そう言って、友里亜はもうダッシュで土方の前から消えた。

「櫻行くぞ!!紀新、屯所の事任せたぞ。」

「はい。櫻さん行ってらっしゃい。」

「はい、いってきますね。」

そう言って、土方と櫻はゴリ…局長を探しに街中に出かけた。