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二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
- Re: 真選組〜波乱日記 ( No.25 )
- 日時: 2010/01/11 14:22
- 名前: 月芽麻 (ID: iEydDqYB)
第二十一訓【射撃隊】
「櫻、ここを一番最初に教えておきますぜ。」
総悟君が、立ち止ったのは射撃の的が置いてあるところだった。
「ここは?」
「射撃隊の、練習場でさぁ。」
射撃隊?そんなのもあるんだ。
「おい、紀新!!いるんだろ返事しろ。」
ガサ。
すると、後ろの茂みから一人の男の子が出てきた。
「ちょ!沖田先輩?いま、訓練中でここ危険なんですけど?」
「別に、大丈夫でさぁ。」
軽い言葉で総悟君は返事をした。
「大丈夫って…。?。沖田先輩そちらの人は?」
あ。私にきずいてくれた。
「あぁ。こいつは霧ヶ乃 櫻てんでェ。」
「どうも、初めまして。」
「!。こちらこそ初めまして。初田 紀新といいます。」
紀新君というその子は、とっても明るく笑ってくれた。
「て…。和んでる暇じゃありませんよ!!」
「え?」
紀新君は、慌てて私たちにこう言った。
「今。訓練中でいろんな所からクナイ飛んできますよ?」
「…そらぁ。危険でさぁ。」
えェ!?棒読みですか?総悟君!?
「もぅ。先輩?こんな美人さんに怪我させたら僕が怒られるじゃ有りませんか?」
え?いや、美人ってほどでもないし…。
「そうか。じゃ、行くか櫻。」
「は、はい。」
「では、くれぐれも気お付けて。」
そう言って私たちは出口の方に足を運ぼうとした。
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