二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

Re: 真選組★波乱日記★ ( No.26 )
日時: 2010/01/17 13:39
名前: 月芽麻 (ID: iEydDqYB)

第二十二訓【射撃隊の庭!?】

「総悟君?」

「なんでさぁ。櫻?。」

私は、ふと疑問に思ったことを言う。

「どうしてここが、危険なんでしょうか?」

私は、誰もいない庭?を見渡した。

「なんか、クナイがなんチャラって。言ってましたぜ?」

「?。クナイですか?…まさか飛んでくるとか?」

「あぁ〜。なるほどでさぁ。」

感心してる場合何ですか?総悟君!?

チカッ。

ん?何か、今光ったような?

「沖田先輩!そこは・・・き———。」

?。あれは、紀新君?何か言ってるような。

「総悟君、紀新君が遠くで何か言ってるみたいなんだけど。」

「なんでさぁ?アイツが、逃げろって言ったんですぜ?」

くるっと、総悟は紀新君の方に振り向いた。

その時———。

しゅっ。

木の陰から、銀色のものがこちらに向かって飛んで来た。

「!?。」

それは、さっき見た光っているものだった。

て…。何だか、総悟君の方に行ってませんか!?

「そ——沖田さん!!よけてくださ———。」

しかし、その声は沖田には届いていなかった。

ぐっ。

櫻は、稽古に使う竹刀を、強く握って総悟の方に走り出した。

————カキンッ。

鈍い、金属音が響いた。

「!?。さ、櫻?」

櫻は、飛んで来たクナイを間一髪、止めることに成功した。

「ハァ…ハァ。沖田先輩。大丈夫ですか?」

「だ、大丈夫でさぁ。」

沖田は、今自分の目の前の事に動揺していた。

そこには、竹刀をかまえた櫻がいたからだ。

「さ、櫻、おめえー。まさか、クナイを?」

にこっ。

櫻は、ほほえましい笑顔でこちらに振り返った。