二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

Re: 真選組★波乱日記★ ( No.539 )
日時: 2010/09/04 23:01
名前: 月芽麻 (ID: H5up09UV)

第百四,五訓 【たいがいシリアスってのも最初はボケで始まって最後もボケで終わる物】

満月が綺麗に輝いた日の次の日の朝方。

屯所では、少し騒がし事になっていた。

「と、トシぃ!?」

その騒がしい原因は、ゴリ…局長の声であった。

「何だ?近藤さん。」

頭を掻きながら土方は言う。

「あ、あの山崎の隣にいる子は!?」

近藤は美紅を指さす。

何故、美紅の存在を知らないかと言うと誰も言ってない以前に部屋に戻った後ゴリラは爆睡してたわけで…。

「…近藤さん疲れてるんじゃないのか?」

土方は、説明するのがめんどくさくて無かった事にしようとする。

「え!?トシあの子見えないの!?」

絶叫するゴリラ。

「朝からどうしたんだ?ゴリラ。」

「近藤さん、朝からうるさいでさぁ。」

その絶叫に気が付きやって来たのは、友里亜と沖田。

「友里亜ちゃん、総悟。あ、あの子誰!?」

血相を変えて、近…ゴリラは聞く。

「…。何のことだ?」

「近藤さん疲れてるんじゃないんですかぃ?」

またしても、説明がめんどくさい為スルーする二人。

「やっぱ、あの子見えてんの俺だけ?」

頭を抱えて悩むゴリラ。

「てか、さっきからゴリラって言いすぎだよ!?作者!!」

げ、こいつも突っ込むのかよ。

「あ、局長おはようございます。」

そう言って、山崎はゴリラに近ずく。

「や、山崎。その子は…?」

ゴリラは恐る恐る聞く。

「え?副長に聞きませんでしたか?」

「うちは、嘉納美紅じゃ。」

そう言って、美紅は山崎の後ろから顔を出す。

「え?何、トシ見えてたの?」

「?。誰もおらんぞ?」

美紅は首をかしげて言う。

「あ、トシ逃げたな!?」

そう言って、ゴリラは土方の後を追った。

——結局。

ゴリラは土方から話を聞き、美紅を屯所でみる事を了承した。

そんな訳で、美紅は山崎が面倒みるからという訳で監察型の配属となった。

「コレからよろしくね。美紅ちゃん。」

「わかったぞ。よろしくな、退。」

少女は笑顔で返事した。