二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

Re: 真選組★波乱日記★ ( No.568 )
日時: 2010/09/12 11:04
名前: 月芽麻 (ID: H5up09UV)

第百九訓【高所恐怖症でも夜景とか好きな奴がいる】

所変わって、歌舞伎町。

此処も、相変わらず賑やかだったり…。

「銀時、御祭行こう?そして、肝試しやろ!!」

某・万事屋から聞こえたのは杏奈の明るい声だった。

「…はぁ?銀さんお金無いんだけど。」

そして、その声を聞いてげんなりしている我らが銀さん。

「御金は、ちゃんとためてるから大丈夫!!神楽ちゃん達も行きたいよね?」

そう言って、杏奈は後ろを向きソファでうなだれているダメガネと神楽に声をかけた。

「杏奈が奢ってくれるなら行くアル!!」

「僕も夏は楽しみたいんで行きたいですね。」

快く了承しちゃうお二人。

「じゃぁ、決定。肝試し楽しみだねぇ。」

「えぇ!?何、本気でお祭り行くの!?しかも、肝試しって。」

血相を変えて、銀時は言う。

「あれ?銀時お祭り好きじゃなかったけ?」

頭に疑問符を浮かべながら杏奈は言う。

「銀ちゃん、もしかしてお化けダメアルカ?」

「まさか、銀さんがそんな訳な——。」

そう新八が言おうとした瞬間に、銀時は立ち上がりこう言った。

「はぁ?な、なな何言っちゃてんの?銀さんお化けなんてこ、怖くないから。」

滝のような汗を流しながら銀時は言う。

「…で、ですよね。銀さんがそんなのが怖い訳ないですよね。」

苦笑いしながら新八は言う。

「銀ちゃん、汗でぐっしょりネ。」

「神楽ちゃん、暑いから汗ぐっしょりなんだよ。さ、神楽ちゃんの浴衣も用意しようか?」

「分かったアル。」

そう言って、神楽と杏奈は今から出て行く。

「…銀さん。お化け本当に大丈夫なんですか?」

「HAHAHA。大丈夫に決ってる!!」

「銀さん!?最初の方英文字になってますよぉぉ!!」

さてさて、こちらも何かメンドクサイ事になって来ましたね。

まぁ、万事屋も肝試しに参戦と言う事ですね。