二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

Re: 真選組★波乱日記★ ( No.588 )
日時: 2010/09/15 19:49
名前: 月芽麻 (ID: H5up09UV)

第百十一訓【閉所恐怖症のハムスターっているのだろうか!?】

何でかしらんが始まってしまった、お祭り大会。てか、大会って何だ?

「なぁ、沖田。マヨのおごりって本当か?」

「サーィエッサァ。」

「何だよ、其れ…。あ、沖田林檎飴あるぞ。」

マヨの奢りだとかなんだとか若干盛り上がってる逃げたペアのひと組——友里亜&沖田組。

「そうですねぇ。あ、俺は林檎中で。で、領収書の名は土方でお願いしまさぁ。」

「…てか、何で逃げて来たんだ?」

逃げて来た相方が疑問そうに言う。

「そらぁ、土方さんが機嫌悪いからでさぁ。それ以前の問題で、火の粉を浴びたくなかっただけでさぁ。」

店の伯父さんから、林檎飴を貰い食べる沖田。

「あっそぉ。あ、この林檎飴うめぇ。」

其れを喜んで食す友里亜。

「んで、この領収書は後日土方さんに送るとしまさぁ。」

「おぅ。って事で次行くぞ!!」

「分かりやした。次は、どれをしますかねぇ。」

そう言って、二人は賑やかな露店の中に消えて行った。

てか、何気に領収書書いちゃってるし御祭エンジョイしすぎだろ!?

—— 一方、別のペアは…。

迷子になってました。笑。

いや、マジで本気でガチで、てか現在進行形で。

それ以前にペアじゃねぇし!?一人だし!?え?あの子だろって?何だよ、もう御察し付いてんのかよ。

「櫻ぁ。副長ぅ。何処に居るのじゃぁ?」

はい、我らが真選組の新米隊員——美紅ちゃんが迷子になっている模様です。

「しかし、皆の者は一体どこに行ったのじゃろうか…?これだけ、人が居れば迷子になるのは目に見えてると思うのだが…。」

いやいや、美紅ちゃんが迷子だからね!?

「…さて、皆のものを探しに行くとするか…。」

「如何したの?美紅ちゃん。」

「え?」

不意に声がした方向を見ると、最初の騒ぎから居なかった山崎ことジミーが居た。

「退!!探してたんじゃぞ!!」

「えぇ!?俺探されてたの!?」

「あれほど、一人で歩いてはいけないって言ったじゃろうて!?」

「てか、何で俺が怒られてるの!?それ以前に、そんな事一回も言ってなくない!?」

全力で突っ込む山崎。

「と、兎に角。わらびもちを食べに行くのじゃぁ。」

山崎の手をとり、美紅は良い匂いのするわらびもち屋さんへと向かう。

「わ、分かったよ。」

こうして、ジミー&美紅ペアも露店の中へと消えていた。あ、わらびもち屋に向かった。