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二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
- Re: 真選組★波乱日記★ ( No.96 )
- 日時: 2010/07/29 20:39
- 名前: 月芽麻 (ID: H5up09UV)
第四十八訓【役職試験当日】
「と、とうとうですね。山崎君。」
櫻は、山崎と一緒に試験会場である、稽古場に来ていた。
「そうだね。ま、櫻ちゃんなら何でもできるから大丈夫だよ。」
そう言って、笑う山崎。
「そ、そんなことないですよっ!!私だって…緊張してるんですから。」
「?。所で、友里亜さん。の方は?」
「あっと…。寝坊?…かな?」
何故か疑問形の返答。
「え!?それって大丈夫なの!!」
「……たぶ———。」
「多分じゃないよ!?櫻ちゃん。」
目をそらす櫻に突っ込む、山崎。
「朝からうるせぇでさぁ。もう少し静かにしてくだせぇ。」
そんな、言い争いの間に入って来たのは沖田だった。
「沖田さん?えっと…もう始るのですか?」
「そうでさぁ。コレ、試験内容のプリントですぜ?」
そう言って、沖田は手に持っていたプリントを渡した。
「何が、書いてるんですか?」
山崎も、櫻のプリントを覗く。
「…ぇ?これって————。」
「さぁくぅらぁ〜!!」
プリントを見てる櫻はその声に気がつき振り向いた。
「あ、友里亜ちゃん。おはよう。」
「お、おはよ!試験当日頑張っていこうぜ。」
起きたばかりなのだろうか、まだ少し目が寝むそうだった。
「友里亜。コレ、試験内容でさぁ。」
沖田は、櫻に渡したプリントを友里亜にもやった。
「?。サンキュ。———ん?」
急に、友里亜の視線がある一文にとまった。
「これって…本当にやるのか?」
「そうですぜ?何か問題でもあるんでさあ?」
「…え。私が———。」
「うちが—————。」
「友里亜ちゃんと。」
「櫻と…。」
「「試合?」」
役職試験。それは、波乱が起きそうな予感?
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