二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

Re: Dグレ 夜ノ支配者ハ血ノ海デ嗤エ ( No.16 )
日時: 2010/02/19 17:39
名前: 秋空 (ID: y5qheDIH)

コメント有難うございます♪

ねこうさぎ様へ
結構というか普通にね?

アリスへ
天然......とは何か違うような?

蛍様へ
そうそう,何度もスレ消えてるのさ,建て直しだって面倒なのにね(苦笑
まぁ,ストーリー造りも間の取り方も下手なんで私がうまくできてるのはキャラを
動かすことだけですからね(汗

全くですね...まァ,続編も考えてるんですがねvv


D,gray man 闇ノ支配者ハ血ノ海デ嗤エ

第二章:ルージェ
第五話:サァ,御伽草子ヲ始メヨウ Part2

 

神田「チッ___囲まれたか」
神田が全く気付けずAKUMAに囲まれた事に苛立ち舌打ちをする。

ブックマン「舌打ちしても何も始まりゃせんぞ神田」
神田「分ってるさ…爺,後れを取るなよ」

ブックマン「誰に向かって言うてるんじゃ?あと,百年は生きるわ!」
サチュラ「そこは人間として死んどきなよブックマン?」

ブックマン「黙れ小娘!」

サチュラの軽口にブックマンはおどけた様に毒づく。
まだまだ,跡継ぎには心もとないラビを置いてこんな所で死ねるかと。
それを見てリナリーも笑う。戦いにリラックスは大事だ。
緊張して体をこわばらせて居ると思うように体が動かず相手に隙を付かれるからだ。
然し,AKUMA達にとって全方向方位されているのにこの余裕というのは腹立たしかった。


___先陣を切ってLv2が2体飛び込んでくる。


神田「来たか___」


ザッ!




                              ___<イノセンス発動>



ズバァ___神田「先ず一名様スクラップ確定」


ズゥン!!リナリー「円舞「黒雫」」
ブックマン「ふむ,もうお体は大丈夫のようじゃのリナ嬢」
リナリー「えぇ,本調子にはもう少しだけどね」

リナリーは苦笑しながらブックマンに会釈した。
サチュラとの任務で会ったノアにより付けられた傷はブックマンの治療により直った所もある。
軽い会話の間に一体,またい一体と頭であるLv2を失ったAKUMA達は大破していった。

AKUMA「ぐわあぁぁぁぁぁぁ」
神田「一刀両断………価値なし」

ザン___ウンディーネ「そうね,AKUMAなんて唯の邪魔な粗大ゴミよね」

神田「貴様!!あの時の___一体」

突然,何もなかった所から現れたあのスペインで会った女,神田は一瞬動きを止める。
その瞬間突然,彼女の数十メートル範囲内に空間の歪みが発生し見慣れぬ女が2人現れる。
神田は直感した。こいつ等もルージェ,この女の仲間だと。


ドドドドド___サチュラ「素敵___素敵よビショップ,貴方のトリッキーな動き♪」


スパパパパ___アリス「へぇ,ビショップって言うんだ?
予言しようか___貴方のビショップは次の瞬間貴方に切り掛かる」

ブォッ___サチュラ「!?」
サチュラ「くっ!一体何が!?ルーク!!」

ガガガガガ___アリス「貴女,ノアのティキに遭遇して敗戦して,
怪我して最近まで動けなかったんだ?ゴメンね。また,すぐに動けなくなっちゃうなんて不憫」




                                  ___ドッ


カハァ___サチュラ「何が………何だか」ドサッ


アリスの能力『未来操作』により湾曲した未来によりサチュラは翻弄され
腹を刺され倒れた。その姿がブックマン・リナリー・神田の目に映る。

リナリー「くっ!何___まさか,ノア!?」
神田「恐らくはルージェって奴の方だな」

リナリーの中のノアへの恐怖を和らげる為に神田は言う。


ウンディーネ「そんなことやってる場合?特大の悪夢が始まるわよ」
ブックマン「何じゃこの歌声は!?」



                     ドクン___ドクン____



                           ドクン___ドクン___




サァ......突然,神田達の脳の認識する空間が崩れ落ちる。
闇.........その歌は脳を揺さぶり彼らに闇を与えた。



ズバァ___セディル「夢は見れたかしら?暗黒のソナタ___貴方達を志での旅へ———」


全てのエクソシストが3人の女ルージェの持つ刃物により切り裂かれる。
セディルの技は決まれば絶大だが技を発動させるために相当の時間が掛かるのが難点である。
故に,混乱に乗じてや仲間の助けがなければ決まらない。
今回は混乱と仲間の力の両方を利用したのだった。


ウンディーネ「ふぅ,止め止めぇ♪」
アリス「首を切り落とそうか___?それとも心臓を貫こうか___」

アリスとウンディーネが動けない2人へと意気揚々と向かって行く。


ザリッ…セディル「!?」
ドスッ___ティキ「へぇ,美人さんがお揃いで…俺も混ぜなよ?」
アリス「もう!!邪魔だなぁ___ノアの兄さん!!」

セディル「ふっ,食べ甲斐が有りそうだ」
ティキ「おいおい,美人は歓迎だが俺達は敵だぜ姉さん?」
セディル「残念だよ___」


その後,彼女達は負傷を追いながらもティキに手傷を負わせ撃退する。
そして,エクソシスト達に止めを刺そうとした時に神田が立ち上がり___
近くに立っていたアリスとセディルの両方を横切りにする。

止めを刺すことも叶わないと見たウンディーネは舌打ちをして逃げていった。


神田「ノア———奴のお陰で助かったような物か」


自分達だけでは確実に殺されていた。
たまたま,否AKUMAが居たのだからたまたまでも無いのだろうが___
ノアに助けられなければ殺されていたと言う事実を神田は腹立たしく思った。



                                        END

NEXT⇒第六話「解放へのワルツ Part1」へ

〜ちょっとじゃれあい〜
アリス「ハァ,後ちょっとでエクソシスト殺せたのに!!」
セディル「あのノアのお兄さん___良い所で来てくれて」

ウンディーネ「結局あいつも殺せずだしね」
セディル「言うなよ」
ウンディーネ「はぁ〜ぁ………泣きたくなるわ」

アリス「ウンディーネ姉さん役立って無かったしね」
ウンディーネ「うるさい!!」

セディル「あっ,当分あたし等の出番なしだってぇ?」
アリス「秋空が言ってたの?」
セディル「えぇ」

アリス「死ねばいいのにね?」