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お正月SPECIAL企画．羽根つき大会３

クリスはトドメの一発を放った。
もう落ちてもおかしくなく、クリスはニヤリと笑うだが……。

「——なっ!?」

グリーンはギリギリのギリギリでラケットを振り跳ね返した。
クリスは呆然として、ラケットを振ることが出来なかった。よって……。

「勝者グリーン!!」

ブルーがグリーンの所に駆け込み、グリーンの腕をあげてそう言った。
よって罰ゲームはクリスとなった。
クリスは、ブルーに無理やり連れてかれる事になってしまった。


「うー……」

クリスは嫌々な顔をしながらも、チアガールの格好をしていた。
ブルーはヘソ出しにする予定だったが、やっぱり寒いので……という事で、普通だが、本人にとってはとても嫌がっていた。

「おーチアギャルかー」
「何言ってんの……」
「あ!　ピンク!!」

ゴールドは不意にクリスのミニスカを捲ってそう叫んだ。
もちろんクリスは涙目。そこへシルバーとオレンジがゴールドを殴りかかった。

「わーったわーった!!　悪かったって!!」
「謝ってすむんだったら警察はいらねぇんだよカス人間!!　死ぬ覚悟は出来てんのかああん!?」
「お、オレンジ怖い……」

ゴールドの行動にオレンジが完全にブチギレてゴールドの首を絞めている。
「ギブギブギブー!!」とゴールドは叫ぶがオレンジの耳には聞こえてない。

相変わらずブルーは高笑いしながらニヤニヤと、その光景を見て、グリーンは「うるさい女だ」と呟いた。


４回戦はゴールドVSブルー。
っていうかもうこれはブルーの勝ちは全員が決めつけていた。

……結果、ブルーのセコイサーブでゴールドは負けた。
が、審判はシルバーがやっていたので、ゴールドが罰ゲームを受ける事となった。