二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

Re: 【ONE PIECE】 −[きおく]− ( No.20 )
日時: 2010/01/14 17:38
名前: めりーごーらんど ◆OtrqFSUM7c (ID: 1CPnMR4A)
参照: 最近眠いってばああー

ルッチが真剣なまなざしで私を見てきた。

…なんで大工になろうと思ったのか…
頭の中でいろんな事がぐるぐるとまわり出した。

なんで大工になろうと思ったのか。
それは…

「な、なりたかったからなったに決まってるじゃん!」

「そうか、
ポッポー。じゃあ査定頑張れ。嫌がることもないだろう」

「う、うん!!そうだね!が、頑張るよ」

…本当はそんなんじゃ

ホントはそんな理由なわけがない。
もっと、もっとちゃんとした、ちゃんとしたワケがあるんだ。ルッチなんかに分かるわけがない。

ルッチなんかに。

…って何私。またこんなこと。
もう気にしないって。決めたばっかりだったのに。

集中しなきゃ。今は査定に・

「じゃあルッチ!査定にれっつゴー!」

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査定現場はものすごい人だかり。そして全員が海賊という最悪な状況だった。
たまにカクたちの仕事を手伝ったり(正確に言うと邪魔)しているときとは大違いの場だった。

「ココで査定するの・?ルッチ」

「ポッポー。そうだ。大丈夫だ、まずこいつらを追い払うとしよう」

ぇ?!追い払うの?

「お客さんなんじゃ…?」

「たしかにお客さんだがココにいたら邪魔だ、ポッポー。別の場所に移ってもらう。」

そういうとルッチがその海賊の頭っぽい人に話しかけた。そいつはみるからにイカツイずんぐりしたおっさんだった。
怒った顔でるッチに文句を言っている。仲間達も同じように。
やってもらう側なのになんなのあの態度ってかんじ。