二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

Re: 銀魂3z高校...◆ ( No.25 )
日時: 2010/02/07 17:13
名前: 流 ◆NngS9lWU8g (ID: Dfaev/X/)
参照: http://quinrose.com/

◆/_`雛姫編02話`_/◆

◆帰り道◆

『はあ.....』

溜息。
今日は散々だったわ....。殺すの殺されるのだの相性が合うだの..
あの男意味わかんないっ!!

『ごふっ、』

ごふ ??
私は声がするほうを見てみた。

『∑っ!?』

ああ、またあの男だ。
相変わらずの笑顔で人をのうのうと蹴って...いや、半殺しにしている。
見ているだけで痛いわ....
どうしよう、知らないフリをするか止めるのか..
まずあの男は私が言ったくらいで止めるのかしら....??
が、そんな事を考えている暇はない—..
すぐ止めに入らなければ..

『か、神威!やめなさい、よ..ねっ』

言ったもののやはり怖い...
機嫌をそこねれば私の命だって...

『? あ、雛姫w』

だが、その男の反応は私の考えとは反対のものだった

『遊んでるんだよ、こいつと』

こいつ呼ばわりされた生徒は足がガクガクと震えていて、
助けを求めるような目でこっちを見てくる..
うっ...

『へ、へえ...』
なんでちゃんと言ってやれないんだろう..私...

『君止めてほしいんだ?』

『え、ええっ...!!』

沈黙が続いた

『ニコッ)いいよ、君がそう言うんだったら』

彼はにこやかに言った
そしてその生徒の胸ぐらを掴んでいた手を離した。
その生徒は自分の荷物を抱えてだっと走っていった。
.....失礼な奴、助けてあげたんだらせめてお礼を言ってから行きなさいよねっ

....くだらない、私も帰ろうかかしら

その時急に腕を掴まれた。
体勢が崩れる。
ぎゅっ、と私は瞳をつむった

『危ないヨ』

.....??
ゆっくりと瞳をあけると神威の顔がどアップになっている

『∑〜ッ//!?なななな、何であんたが...っ』

大体、腕を掴んだのはこの男だ。体勢を崩したのもこいつのせい...。

だが、それはまずこっちにおいておいてだ。

『なんであんたが私を、お、おおお姫様だっこ..をしているのかしらっ/!?』

『なんでって、それは雛姫が転ぶからだろ?』

『それはあんたが腕を引っ張ったからでしょ—...』

って、違う、今はそんな言い合いをしているところじゃない。

私は....

『—らないで...私にっ、触るなあああああっ!!』

私は人に触れられるのが苦手てだ。
つい手がでてしまう—...

私は知らずのうちに神威の腕から離れ、蹴りをくらわそうとしていた。


             ぱしっ

え....??

見ると私の蹴りを素手で止めていた。
私の....蹴りが..尤でもあのエロ教師でさえも受け止められなかったのに—

なにかショックだ。
まァ、今の今まで怪我をさせてしまい、いろんな人を病院送りにさせていたから
神威に怪我がなくてよかった—...
∑って、何でよかったの?別にいいじゃないこんな奴—

と、とにかくっ、いくら素手で止めたとはいえ痛くないはずはない—..

見ると神威の手は青く腫れていた—..