二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

Re: 銀魂3z高校...◆/_` ( No.32 )
日時: 2010/02/09 17:40
名前: 流 ◆NngS9lWU8g (ID: Dfaev/X/)
参照: http://www.youtube.com/watch?v

◆/_`雛姫編03話`_/◆

あ...どうしよう...私..

『ご、ごめんなさいっ!!痛かったわよね?いえ、痛いに決まってるわ!!』

ああ..なんて事をしてしまったのだろう
怪我をしなくてよかったと思ったのにやはり怪我をさせてしまった。

『うっ...ごめんな、さい..』

私はその場に座りこんだ
ヤバい。どうしよう泣くわ...
こんな顔見られたくない...!!

           わしゃ わしゃ

....??
見上げると私の頭を撫でている神威がいた。いつもの笑顔で..

『気にしないでよ、これくらい何ともないからさ』

にこっ

....そんな事言われても..心配なのは心配なのだ

『っ...』

私は立ち上がった。
けれどもう神威の姿はない

.....どうしよう、怒らせてしまったのかしら
もう、私と話してはくれないのかしら、
もう、私に触れないのかしら..
もう、あの笑顔を私に向けてくれないのかしら—...

そんなの、そんなの嫌よっ

私は走りだした。
嫌われたのか不安で、不安でしょうがなかった

けど—....

走っても彼は居ない。

『うっ〜っ...』

自分が情けない、こんな事ぐらいで泣き出してしまうなんて

でも、もう抑え切れなかった。
彼は私の中でこんなにも大きな存在になっていたなんて—...

ああ、そっか、分かった。
きっと私神威が好きなんだ—....