二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

Re: 銀魂3z高校...◆ 第11話更新 ( No.80 )
日時: 2010/07/09 17:39
名前: 棗. ◆w1d94EF0Cg (ID: Dfaev/X/)
参照: http://www.youtube.com/watch?v

◆/_`雛姫編第12話`_/◆


昼休み。生徒達はわんさかと立ち去り、
教室を出て行く。
私以外この教室には誰も居ない。
そんな中、私は一人机に座ってうつ伏せて転寝をしていた。
ふと、隣を見る。神威は…居ない。
まァ別に会いたいとか期待してるわけじゃないけどねっ

         こつ

額に何かが当たった。顔上げてみると
前に沖田総悟がいた。そして私の額に手を当てている。

『…あんた、何してんのよ?変態』

私しか居ないと思っていたのに。いつの間にかこの教室は私と沖田の二人きりになっている。
迷惑そうにぎろ、と睨みつける。
おまけに一言入れておく。
てか何で前に居るんだこの男は。

『あんたが転寝してたから寝る前に起こそうとしただけでさァ。感謝しなせィ。
やましい事はしようとしてやせんよ、チビ』

『女が寝てるときに前にいて観察してるなんて立派な変態よ、サド』

『…てめェ、人の話全然聞いてませんねィ』

別に起こされなくてよかったのに。
私は寧ろ眠りたいのだ。何で感謝なんか…

『そういう事だから。おやすみなさい、』

私は再びうつ伏せた。

『…………何よ、』

だが一向に沖田が居なくなる気配や物音がしない。
顔を上げてみるとやっぱり居た。

『やっぱりあんた変態なんじゃ『昨日、』

「変態なんじゃない」と言おうとした言葉に言葉を重ねられた。

『俺の誕生日だったんですぜィ』

それがどうした。
それを一々私に報告することなのか。

『俺に何かプレゼントはねェんですかィ?』

『ないわよ、そんなもの。てゆーかイキナリ言われても知らないわ』

『うへ。あんた最低ですねィ。普通クラスメイトの誕生日くらい知ってるものですぜィ?』

『そ、そうなの…かしら?』

あまり人と関わった事がない…というか、
友達が少ないからそーゆうのは分からないわ。

『そうですよ。だからあんたはいつまで立っても貧乳なんでさァ』

『そ、それとこれとは関係ないわよっ/!』

今の話に何の関連があるのかしら。

『と、とにかく!私からはないわよっ』
『別に買ったもんとは言ってないですけどねィ。すぐに用意できるもんでさァ。
ほら、「ここに」。』

とん、と私の唇に人指し指をのせる。