二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

Re: REBORN×D灰†:.:*白猫 改*:.:†白猫2匹UP☆ ( No.246 )
日時: 2010/03/29 16:02
名前: ちぃ ◆iZEte2cAQM (ID: kpG4msIT)
参照: http://ameblo.jp/654321chisa/entry-10474409295.html

白猫6匹 [シグナル]


魁「こらこら、思ってもみないこと言うのやめましょうねぇ」


「けッ!ったりめーだっての!こんな化けもん俺の悪友にすらなれねえっての」


葵「ほぅ・・ずいぶんな言い草ですが・・」


「あー、てめぇが黒猫の弟?になり下がったやつかよッ!!」


そう言ってまたクスクスと笑う


月「なり下がった・・?」


葵「灰猫・・でしたっけ・・?貴方がどう思うが勝手ですが、僕はこれっぽっちもなり下がったなんて思いませんよ・・」


「けっ!ちゃんと躾けてあるこった!それに灰猫じゃねぇよ」


ツ「え・・?」


「俺の名前は作品番号4番コードネーム灰猫、通称「紅音 暁(あかね あかつき」だ」


ツ「暁・・・」


暁「俺にとっちゃどうでもいいんだがな。とりあえずこいつはもらってくぜ?」


魁「待ってください」


暁「あ"?」


魁「雪をどうするつもりですかねぇ」


暁「決まってんだろーが、こいつは脱獄者だぜ?もう一度パンドラに打ち込んでやるんだよ」


獄「なッ!?」


アリス「酷いッ・・雪をいじめちゃ駄目だよ!」


暁「どいつもこいつも・・うるっせえ・・大体これが俺の仕事なんだよ「博士」に頼まれたな・・」


リボ「博士だと・・?」


骸「貴方は博士にあったんですか?」


暁「あたりめーだ。俺は博士の手となり足となる存在だからな。」


ツ「そんな・・今博士は何処にッ・・」


暁「答える義理はねえーっつってんだよ。じゃあな」


そう言ってコツコツとひび割れに歩き出す


すると何か思い出したように振り向く


暁「そーいや、「お優しい博士」はまだ寝てるみてぇだが・・てめえの呼んだ奴とは来る途中であったぜ」


魁「やれやれ・・やっとですか・・」


暁「はっ!白猫を取り返せるもんなら取り返してみなッ!!」


月「雪ッ!?」


ひび割れに吸い込まれるように暁と雪は消えていった


あたりは何事もなかったかのように静けさを取り戻した


沈黙を破ったのは魁だった


魁「さて・・雪は連れて行かれたわけですが・・」


骸「彼女なら抵抗出来たのでは・・?」


魁「あはは!彼女を過信しすぎですよ・・確かに、それぞれの持ち合わせている力だけを見れば雪は最高傑作の中でも優れています、けれど雪は徐々に人に近づいている。物を、人を傷つけるのが本来であるのにそれを拒み始めている・・だから本能のまま殺す暁のほうが強く、その殺気に当てられてここら辺ずっと具合が悪かったんですよぉ」


ツ「そんな・・」


魁「ここでの貴方達の選択肢は2つですが・・一つはここで雪をあきらめ、アリスの事も記憶から消し、平穏な生活に戻るか・・リスクを冒してでもパンドラから雪を連れ出す・・どちらにします?」


ニッコリと試しているかのような笑みを浮かべる魁


ツ「え!?連れ戻せるの!?」


魁「えぇ、出来なくはないですが・・死ぬかもしれませんよぉ?」


ツ「それなら・・俺は・・雪を助けたい・・ッ!だって!!さっき雪言ってた・・「あそこには戻りたくない」って・・」


紅「私も雪を助けたいな・・それに死にそうなことならもうずっと経験してきているからな・・」


魁「いいんですか?家庭教師さんは?」


リボ「守護者だからな雪は」


魁「では・・良いんですね?死ぬかもしれませんが・・」


雲「咬み殺せるのがいるなら僕は構わないよ」


魁「では、行きましょうかねぇ・・!」


ツ「でも、どうやって・・」


魁「だから呼んだのですよ」


葵「何を・・?」


魁がクスリと笑うと窓から何かが階に向かって飛び込んできた


全「「「「「「!?」」」」」」


魁「やれやれ・・困ったものですねぇ・・近所迷惑でしょう「水(すい」?」


水と呼ばれた人はソファーに座っている魁の腰に腕をまわして腹辺りに頭をグリグリとくっつけている


髪は紫で長い髪をポニーテールにしている


アリス「え・・ちょ、誰それ・・?」


元々魁が嫌いなアリスはイヤな顔をして聞く


魁「この子が雪を取り戻すために必要不可欠な子ですよ」


水「うーーー!!」


声はかわいらしく女の子らしい


魁「こらこら・・;」


魁もさすがに困ったかのように眉を下げている


紅「おい・・どうしたんだ・・?」


紅が不安になって魁に尋ねると


水「ねぇ!この人誰ぇ?浮気してないよねぇー」


紅「う、浮気・・?」


葵「もしそうだったら魁を潰してますよ^^」


と「キラン」というような効果音が似合う笑顔でさらっと危ないことを葵が言う


魁「そもそも、水とはそういう関係じゃないでしょう?;」


ポンポンと優しい手つきで離れるように水の頭に手を乗っける


すると魁に顔を向け口をとがらせ頬を膨らませたかわいらしい表情で


水「もー・・おにぃたん・・なんにも分かってないよぉー・・」


という・・


骸「は・・?」


月「お、おにぃ・?」


魁「な、何がですかぁ・・?;」


水「でもそんなおにぃーたんだーいすきぃー!」


全「「「「「「お、おにぃたんんんんんんんんんんんんん!?!?」」」」」」


*次回!水という少女はおにぃたんと魁を呼ぶ・・彼女は一体・・!?