二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

Re: REBORN×D灰†:.:*白猫 改*:.:†白猫6匹UP☆ ( No.330 )
日時: 2010/05/05 22:50
名前: ちぃ ◆iZEte2cAQM (ID: kpG4msIT)
参照: http://www.kaki-kaki.com/bbs_m/view.html?293486&

白猫8匹 [KEEP OUT]


本来僕は愛することがコワイ





アレはいつだったか。物心ついたころにはもう「愛」というものに拒否反応を示していた


愛がいらないものとか、そう言うのじゃない


愛が怖いのだ


生きている物は何時かは死に


生きていなくても何時かは朽ち果てる


自分の手から愛したものが消えて行くのがコワイ


だから愛することが出来ないんだ


姉さまは好きだ、しかしそれはいわゆる親愛であって


アレンも言うならば好きだし、月夜だって好きだ、ツナだって好きだし、アリスだって好きだ


魁は・・・



嫌いだ


大抵の人間に僕は好き、嫌いの前に「興味がない」そう思う。だって何十億人いる世界でかかわるのはごくわずかな人数だけだから


だから他の人間なんて、どうでもいい


例えば分かり易く例をあげるとすれば・・そうだな・・


道端で女、子供、老人、ま、男が殺されそうになっていようが僕は無視して素通りするだろう


興味無いから____





なのに、こんな愛することが出来ない僕の周りに何故人がいるのだろう



不思議で仕方無いそして


この世で最も嫌いなソイツですら今僕の前に居る


大嫌いな・・彼ですら





葵「で、なんで貴方は残ったんですか?邪魔って言いましたよね」


魁「だから言ったじゃないですか、僕は葵君が殺されるところを見たいからいるんですよぉ?あ、それと散々色々僕言っておいて、今更ですがいっときますけど、僕、葵君の事この世で、







一番大嫌いなんですよ」


そうつぶやくと魁は目は瞑って笑みを浮かべているが実に不気味な笑みを浮かべている


それを聞いた葵も最初は無表情だったが徐々に笑っていき口は弧をを描くそして呟いた


葵「嗚呼、そうなんですか?それは偶然ですね〜・・







僕も貴方の事この世で最も嫌いなんですよ」


そう言って笑った


魁「アッハハハハは!!!本当に君という人間は不快だ!!!今まで何時か利用しようと思ってたんですけどねぇ」


葵「ああ、だからあそこまでしつこく」


魁「けどですねぇ・・やっぱ不快な物は不快なんですよ〜残念なことに僕たちは分かりあうことはムリ見たいですが、ま、分かりあいたくもないんですけどねぇ」


葵「まあ世界に終わりが来たとして、世界に2人切りになってしまったとしたら貴方と手を組むことも考えてあげなくもないですよ?でもそんなことになったらその前に僕自殺しますけどね^^」


魁「世間話はこれくらいにしておいて・・さて、数でいえば圧倒的に僕らの負けですが?」


葵「負け?冗談!僕が死ぬことによって貴方が喜ぶなら死ぬのなんてまっぴらですよ?喜ばなくても死にたくないですけど、だって怖いじゃないですか?」


魁「精々死なないようにするんですねぇ^^嗚呼、そうだ、貴方は僕がどうしたら喜ぶんですか?」


葵「勿論、貴方が死んだら涙を流して笑って喜んであげますよ!!」


魁「じゃあ、死ぬわけにはいきませんねぇ〜・・だって貴方を喜ばせるほど不快な事は無いですからッッ!!」


そして怪物の波に2人は呑み込まれていった