二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

Re: REBORN×D灰†:.:*白猫 改*:.:†白猫8匹UP☆ ( No.360 )
日時: 2010/06/06 20:36
名前: ちぃ ◆iZEte2cAQM (ID: kpG4msIT)
参照: 狂気の中に光を見れるなら私は狂っていたって構わない___

白猫11匹 [愛別離苦]




「愛別離苦」


子、兄弟姉妹、夫婦など、愛している人と生き別れたり、死に別れする際の苦しみ、悲しみ






「忘れたかったって・・」


「まあ・・そのうち君も思い出しますよ・・彼がした過ちをね」


「そうだなぁ・・お前殺されてたもんなぁ」


「おや、君もでしょう?」


そういってほほ笑むが目は笑っていない


「殺された・・・?で、でも今生きてるんじゃ!?」


「今、はね?」


意味深な言葉を残す魁


(なんか・・・このままここにいてはいけない気がする・・いや、掘り起こしてはいけない・・箱のような・・・)


これも超直感なのか・・そう思う綱吉


「彼に協力しているのは僕をまたこの生活に戻してくれた・・そのことに対しての恩返しであって、別に博士を好きなわけではないですよ?まあ、葵くんの次位に嫌いですからね〜」


「それはどうも・・」


笑ってはいるが葵は内心怒っているに違いない


「俺はこれで博士に恩を返したつもりだ、一応お前らの邪魔したしな。白猫はやる。俺が持ってても邪魔なだけだ。だが、博士に見つかったら終わったと思えよ?博士が最高傑作を逃しとくはずがねぇ・・何したいのかは俺には全くわかんねぇがな。」


「えぇ、僕も調べておきますよ・・彼のしたいことについてね?まあ、実際に君もまだ全部は思い出してないんでしょう?」


「まーな」


黙々と2人だけで進められる話に周りは付いていけない


「君たちは何の話をしているんですか・・」


我慢の限界が来たようで骸が口を開く


「「秘密(です)(だな)」」


見事にはもる2人


「そういうことだ、嗚呼、」


ふと立ち止まる暁


「お前ら今回の件でパンドラに穴あけやがっただろ」


「はぁ!?いやいやいやいや?!」


綱吉が身におぼえないと抗議する


「お前な・・来るときに水つかっただろ・・」


「えへへぇ〜♪だってぇ・・おにいたんにたのまれたんだも〜ん〜」


一斉に皆魁を見る


「まあ、そうするしかなかったんですよ〜」


「てめぇかああああああああああ!!!」


獄寺が笑顔の魁の首根っこをつかむ


「どうーどうー」


「馬じゃねええええええ!!」


「そのせいでお前らの事もっと広まったぜ?」


「魁・・お、お前な・・orz」


紅が顔を左手で隠し俯く


「まーまーいいじゃないですか、何時かどうせばれてたんですし、これだけ派手に暴れておけば博士だって手は出しにくいでしょうし・・目立つ事したくないでしょうしね」


ふむ・・と納得・・


「「「「「なる分けねぇだろおおおおおおおおおおお!!!」」」」」


しなかった・・・


「じゃーな」


「お、おい!!暁は・・博士が好きか・・?」


「・・・おめぇに話す義理はねぇよ」


そういうとパンドラの闇に消えて行った


「・・・・」


「あれでも貴方と話してくれたなら進歩あるんじゃないですか?」


「は・・?」


「貴女の記憶がなくなってるから解らないかもしれませんが、前は話してくれない・・っていうか無視でしたからね☆」


「・・・ぶっ殺す・・」


↑の物騒なことを呟くシスコン


「えええええええ・・」


やっぱり葵くん怖ぇえッ・・(汗


「帰りますかね」


まともなことを呟く骸さん


こうして長い長いパンドラのたびは幕を閉じたのだった・・