二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

Re:花梨の涙 ( No.277 )
日時: 2010/04/06 10:50
名前: 柚莉(●>ω<●) (ID: /dA6IieT)
参照: 名前変えました!!もと杏里ですヨロ(`・ω・´)スク!

「実はな近藤さんが、おまえを新撰組に、入れたいんだとよ」
十四朗と総悟以外みんな???が頭の上に浮かんでいた。

私が新撰組に入る??スカウト??近藤さんって誰??
っていうか、何でその近藤さんって言う人が私の名前を知ってるわけ??私は近藤さんなんか知らないし??一体どいう事??

「ねぇ、十四朗・・・どいうこと?何で私が新撰組からスカウトを、されないと、いけないの?近藤さんって誰?」
「あぁ、近藤さんは、新撰組の局長。俺は副長。そして、隣に居るガキが一番隊長。近藤さんがおまえを知ってる理由は・・・」
「土方さんが、あんたの事を話したからでさぁ。誰がガキだと、マヨラーが」
最後まで言い終わる前に総梧がさえぎった。
私は、総悟と十四朗が喧嘩をしているのなんか、どうでもよかった。

頭の中は真っ白だった・・・。
十四朗が新撰組の局長に話した・・・?
私のこの力の事を・・・?
話すなって言ってなかったけど、普通は話さないと思う。
私は一人ぼーっとしていた。
頭の中は真っ白。この力のせいで、また私は人を傷つけるのか。

ぼーっとしていた私を新八が現実に戻してくれた。
「・・ちゃん・・・花梨・・・・花梨ちゃん!!!」
「うわっ!!何だ、新八か・・びっくりさせないでよ」
「花梨ちゃん大丈夫ですか?確実に魂抜けてましたよ」
「あ・・ごめん・・。十四朗と総悟は?」
「あそこで、喧嘩をしてます・・・」
新八が指を刺した方を見ると、確かに喧嘩をしている。
だが、そんなのどうでも、よかった。

私は二人が喧嘩をしているところにいって、無理やり喧嘩を止めさせ、十四朗を呼んで・・・。
パンッ・・。
乾いた音がした・・・。
私が思いっきり十四朗の頬を叩いた音だ。
「あんたって・・・最悪・・・私の力のことなんていわなくてよかったのに・・・あんたなんか・・・大嫌い・・・」
私は泣きながら万事屋を出て行った・・・。