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花梨が万事屋を出て行ったのをぼっーと見ている、十四朗。
自分が何故ぶたれたのがわからなく、ぼっーとしていた。
「今のは、土方さんが悪いと思います」
と新八が口を開いた。
その声に銀時と神楽も頷いていた。
まったく、状況がわからなく、？？？が頭の上に浮かんでいた。
「旦那ぁ、もしかして、あの娘には何かあるんですかぃ」
「あぁ、大有りだよ。しかも、あまり人には話したくない過去がな・・・」
「そうです。花梨ちゃんは僕らにも過去を話すのにためらったんですから・・・。花梨ちゃんと土方さんに何があったか知りませんが、花梨ちゃん相当傷ついてましたよ・・」
銀時と新八が言った。なら、総悟が
「その過去とは何なんですかぃ？俺たちにも話せねぇ事ですかぃ？」
「それは僕達が話すことではないと思います。花梨ちゃんの口から、話してもらったほうがいいと思います」
新八がきっぱり言った。
「それより、銀さん花梨ちゃん探しに行かなくてもいいんですか？」
「そうネ！花梨を探しにいかないネ？銀ちゃん」
「あぁ、そうだな。花梨を探しに行った方がいいかもな。
花梨の場合どこかでナンパされてそうだし。あんたらはどうすんの？新撰組さんよ」
銀時が言うと
「俺たちも探しに行くに決まってるだろう。第一俺が原因だしな。ほらいくぞ総悟」
はいはいなどといいつつ、結局花梨を探しに行く事になった、万事屋＆新撰組メンバー。

その頃花梨は・・・。
「此処何処？」
と完全に迷っていた・・・。