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このやり取りを見ている人物が1人。
それは、この本編では、初登場の山崎退だ。
山崎とは真選組の監察方（密偵）。
土方に言われて、花梨を探していたのだ。
その隣には、志村新八もいる。
この二人は結構似たもの同士だ。
地味＋ツッコミという意味で。

「どうします、山崎さん。あれは、高杉さんですよね」
「と・・・とりあえず、副長に連絡だ」
二人はこっそり、花梨と高杉のやり取りを見ていたのだ。
そして、こっそりばれないように、副長事土方に報告をしに言ったのであった。

そのころ、花梨と高杉は・・・。
花梨は山崎と新八がいたのにきずいていた。
だけど、あそこの場所にはまだ戻りたくなかった。
あんなことをしたし、まだ心の整理が終わってなかった。

どうしよう・・。
私はふと思った。
う〜ん、と脳みそをフル回転してどうするか、案を考えていた。
あ・・・！！
私の力を使えば、新八とかと連絡が取れる。
だから、私は晋介と並んで歩きながら、新八と連絡を取った。