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二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
- Re:秘密の力 ( No.311 )
- 日時: 2010/05/29 13:06
- 名前: 柚莉(●>ω<●) (ID: /dA6IieT)
- 参照: http://www.kaki-kaki.com/bbs_m/view.html?437681
新八Side
『しん・・は・・ち・・』
頭の中に誰かの声がする?
僕は走りながら思った。
でも、誰の声だ?知ってるようで、知らない・・・。
『し・・は・ち・・・新八!!』
この声は・・・花梨ちゃんだ!!
走っている足を止めた。
そのときよこから山崎さんの声がしたけど、今はそれど頃じゃない。
『か・・花梨ちゃん?何で花梨ちゃんの声が僕の頭の中に、聞こえてくるの?』
と、反論した。いや、反論というより、心で訴えたんだ。
だけど、冷静に考えてみたら、花梨ちゃんは超能力を持っている。もしかしたら、その力で話し掛けてきてるのかもしれない。
『そんなことはどうでもいいの。新八、聞いて、私は今日は晋助の所に泊めて貰う』
『!?そんなの危険ですよ!!花梨ちゃん戻ってきてください!!花梨ちゃんは、高杉さんがどういう人か知ってるんですか!?』
『大丈夫よ、新八。いいから、ちゃんと最後まで聞いて、今日は泊めて貰う。だけど、明日には会えるから、帰るから』
『でも、そんなのやっぱり危険で・・』
と、言おうとしたけど花梨ちゃんが、
『危険じゃないから。いざとなったら私の力があるでしょ?このことは誰にも言わないでよ・・分かった?』
『でも、やっぱり・・・』
『新八が心配してくれてる気持ちはわかる。だけど、このことには首を突っ込まないで。分かった?・・・それじゃぁ』
『待ってください!!花梨ちゃん!!花梨ちゃん!!』
だが、僕の声はもう届いてなかった。
花梨ちゃんが通信を止めたんだ。
花梨ちゃんは心配ないって言うけど・・・。
僕は心配だ!
花梨ちゃんは、超能力があるから、大丈夫だって言うけど・・・僕は・・・僕は・・・。
どうすればいいんだ・・・・!!!!!!
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