二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
- Re:相手を信じる気持ち 万事屋編 ( No.317 )
- 日時: 2010/05/29 15:37
- 名前: 柚莉(●>ω<●) (ID: /dA6IieT)
- 参照: http://www.kaki-kaki.com/bbs_m/view.html?437681
新八Side
僕は・・どうすれいいんだ・・・。
わかんない・・わからない・・。
僕は、花梨ちゃんがどこかに行きそうで怖い・・。
複雑な気持ちのまま、万事屋に帰った。
山崎さんは、土方さんと、沖田さんを連れてまたここに来るといって、新撰組屯所に帰っていった。
万事屋に入ったら心配そうな顔をした、銀さんと神楽ちゃんが居た。
「新八、花梨は見つかったか?」
「いえ・・見つかりましたが・・・」
「見つかったアルカ!?花梨は何処に居たアルカ!?」
「・・・・・高杉さんの所に居ました・・・」
と、僕は小さい声で言った。
銀さんと神楽ちゃんの顔色が変わった。
二人とも、怒りでどうにかなりそうだった。
「待ってください・・・良く聞いてください・・・花梨ちゃんには口止めされてましたけど、事実をいや、真実を言います・・・」
僕は銀さんと神楽ちゃんに全部言った。
高杉さんの事、花梨ちゃんが心配しないでいいよ、と、いった事。
全部話した、嘘をつかずに・・・。
そして・・僕の気持ちも。
「そうアルカ・・」
と、残念そうに言う神楽ちゃん。
「だが、俺は花梨が心配ないって言うなら、俺は花梨を信じるな」
「でも・・銀さん・・。相手はあの高杉さんですよ!?いくら、花梨ちゃんが強いからって・・」
「私も花梨を信じるネ」
と、僕の言葉を遮っていった神楽ちゃん。
でも、僕は二人の意見に賛成できなかった。
花梨ちゃんが心配・・・。
ものすごく・・すぐ、あの優しい花梨ちゃんが居なくなりそうで・・・僕は怖い。
「新八・・。俺も当然花梨が心配だ。だが、新八が心配してくれる気持ちはわかる、っていったんだろう?それは、花梨なりに心配しないでって伝えたかったんだろう?花梨は自分が心配しないでっていったら、新八の場合はもっと心配して後をつけてくると思ったんだろう?だから、花梨は最後にみんなを巻き添えにしたくないから、この件には首を突っ込まないでね、っていったんだろう。此処は花梨を信じてやろうぜ。花梨らしいじゃないか」
銀さん・・・・。
ですよね・・・僕達が花梨ちゃんを信じなくて誰が信じるんだろう・・。
花梨ちゃん待ってます。
花梨ちゃんが無事に帰ってくるのを・・・。