二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

Re: 花梨の秘密 ( No.35 )
日時: 2010/02/25 16:56
名前: 杏里 (ID: L4IJORQ/)

私は今、新八の腕を引っ張って歩いてます。だから、新八が後ろから・・。
「ちょ・・・ちょ・・ちょと、腕痛いです!お願いだから引っ張らないで!痛いです!」
と、新八がいっているので、
「あ、ごめんごめん」
と言って新八の手を離して並んでゆっくり歩いた。
「あ、そうだ。花梨さんは何処から来たんですか?」
と新八が言ってきたので私は歩くのをやめてしまった。

そうだ新八に私の事何にも言ってないや・・。
だけど私の超能力を知って新八は引かないかな?しかも誰にもこの能力のことを言ってないし。怖がられたらどうしよう?引かれたらどうしよう?私は新八に、嫌われたくないし、怖がられたくない・・。なぜならせっかくこの江戸に来て最初の、

友達だから・・・。
怖がられないかな?私は横目でチラッと新八を見た。
なら新八が私の目をまっすぐみて、

「僕、別に何を言われても大丈夫ですよ・・?」
と言ってくれたので私は安心して、きずいた時にはすべて、話していた。

私の能力、そして何故江戸にきたのかも・・。
なら新八はうんうんと、頷いて話を聞いてくれた。私はすごくそのとき嬉しかった。初めて自分の秘密を話して受け入れてくれる人・・・。
それは、
倒れていた私を拾ってくれた人、そしてはじめての秘密を話しても受け入れてくれた大きな大きな、男のこの、
友達だった・・。