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Re: REBORN 開闢の大空へ ( No.5 )
日時: 2010/01/22 11:42
名前: 秋空 (ID: MnBE3vuR)

REBORN 開闢の大空へ 第十五話「瓦解 Part2」


イゴール「つまり俺達は世界を自分の色に変えることが出来るのさ」


シルバニア「………」
アージェ「たまげたのう…この歳になってその様なこと全く聞いたことも無かったわい!」
シェーナ「ふふっ,面白そうね…実に面白そう」

ぺロリ…

イゴールの計画の壮大さにそして説得力に3人のマフィアの重鎮達は目を輝かせた。
これほど大きな山に関われると言うのならあの殺し合いをして悪くなかったと思えるほどだ。
特に楽しい事好き,自己主張の強いシェーナは興奮を顕わにしている。


シェル「分った分ったぁ?イゴール様の素晴らしさ♪」
アージェ「ふむ,真器深き者よ」
シェル「お爺ちゃんも器が広そうですわよ♪」

アージェ「そんなにくっ付きよるな若い娘よ(汗」
ゴクッ…シェーナ「そうよお嬢さん。お爺さんが興奮しすぎて鼻血でも出したら大変」
シェル「それもそだね……お爺ちゃん女に弱そう」


アージェ「うっさいわい!!」


年を取り色々なもの…取り分け死や血には強い耐性を持ったアージェだが…
未だに若い女性の色香にだけはどうしてもなれないらしい。
女のヒットマンが来ればいちころだろうに良く生延びれた物だと自分で思うほどだ。
この後,強面で威厳に満ちているのに女に弱いというこの男は良い弄られ役となる。


シルバニア「………イゴール」
ライト・アスラ「貴様!イゴール様を呼び捨てなど!!」

イゴール「構わないさ…彼と私は同格だよ。何だいシルバニア君?」
シルバニア「俺に先ず行かせろ!楽しくなってきたんだ!!」


イゴール「許そう」


ドドドドドドドドドドド…ライト「イゴール様…」



シルバニアは新たにイゴールの配下になった3人の中で唯一,
ボンゴレ一派が今,ボックス兵機の開発に躍起に成り多くの戦士を
リング発見に使っている事を知っている。
シルバニアはそれを潰す事の許可をイゴールに問う。
リアル六弔花を使いボンゴレ加盟上位の面々をリアル六弔花に殺害させ
ボンゴレとジェッソの同盟を早々に分断させ叩くと言う策をシルバニアは考えたいた……



〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜


〜ベルフェゴール・ルメルー・ルッスーリアサイド〜

リング採掘率0

〜雲雀・フラン・フォール・リーサイド〜

リング採掘率0

〜了平・ラル・ディアブロサイド〜

リング採掘率0

〜ツナ・獄寺・リウサイド〜

リング採掘率0

一方,新型のリング発見兵器の到着が遅れてリング発掘チームは未だに
リングを1つも発見できずに居た。


ツナ・獄寺・リウサイド___

獄寺「畜生...入江の奴,一週間で新型を送るとか言っておいてもう十日も過ぎてやがる!!」
ツナ「獄寺君…そう怒らないで!入江君達だって色々事情が…」

獄寺「そうは言いましても…十代目」
ガサッ…リウ「静かに!誰かいる!!」


ツナ・獄寺「!!」


             ガサガサ


 
ドクン



             ドクン



                                         ドクン


草原,たけの高い草むらがツナ達を囲む中誰かがそこに向かってくる。
足取りはあどけない。音の大きさから子供だろうか…
しかし,それでもマフィアが油断を誘うために子供を利用する事は往々にある。
獄寺はツナの前を死守するように立っていた。


ガサッ…???「やっと広い所に出れた!君達誰!?」
リウ「子供…」
獄寺「子供だからって油断するなよ!マフィアじゃ餓鬼だって暗殺するのが常識だ!!」

???「えっ?お兄ちゃん達マフィアなの!?良いなぁ…マフィア格好良いなぁ♪」
獄寺「何だこの餓鬼は?」


意外な少年の反応に獄寺達は逡巡した。イタリアではマフィアは嫌われる。
子供のころからマフィアは悪い職業だと教え込まれている。
だから,マフィアに夢を抱く子供などほとんどいないはずだ。


リウ「お前,イタリアンか?」
???「うん,そうだよ♪名前はヴァン・ハッドレイ!」

リウ『ハッドレイ……まさか?いや,ハッドレイなどという苗字は良くあるしな…』


この後,この少年がツナ達の障害になるなどと言う事は知る由もなかった。



==============

その頃,1人の男がリアル六弔花の1人であるザクロと面談をしていた。
場所は人気のない岩山の岩陰…
男はシルバニアだった。


ザクロ「何の用だ?」
シルバニア「俺は知ってる…お前は白蘭の捨て狛で有ると言う事実を」

ザクロ「あっ?何言ってんだ…てめぇ馬鹿か?」
シルバニア「俺と組もうぜ?世界が表情を変える」

ザクロ「戯言抜かしてんじゃねぇ!!!」


ドッ!


ザクロは自らが未来の世界で白蘭に使い捨てにされる事実など知らない。
白蘭の事をいけ好かないとは思いつつも事実約束は果すし嘘は付かないから…
信用はしている。
それを突然馬鹿にされたのだ。幾ら完全に忠誠を誓って無くても怒る。


ドッ…シルバニア「あぁ?やるかぁ!!言って置くが俺は強いぞ…そして野郎に加減はしねぇ」
ザクロ「上等だ!!弱ぇ野郎の相手ばかりで辟易してた所だ!!!」
                                        END

NEXT⇒第十六話「闇に巣食う魔物 Part1」へ

〜ちょっとじゃれ合い〜
ディアブロ「俺等はまだでないのか?」
フォール「好い加減目だちたいです(涙」

ベル「そうだぜ…王子なのに三話も四話もでねぇって有りえねぇ」
獄寺「うるせぇ奴等だ!!次回てめぇら出るって!!」


フォール「本当!?」
獄寺「本当だ」

フォール「本当の本当!!出さなかったら私が獄寺殺すよ!!!」
獄寺「出来るかてめぇなんかに!」


ドドドドドドドド